問題1.血圧測定法について誤っているのはどれか。
1.圧迫帯は上腕に巻く。
2.触診法では橈骨動脈を用いる。
3.聴診法では触診法に比べ低く測定される。
4.触診法では収縮期血圧のみ測定できる。

問題2.パーキンソン(Parkinson)病でみられるのはどれか。
1.バビンスキー徴候
2.姿勢反射障害
3.眼 振
4.強直性痙攣

問題3.やせをきたさない疾患はどれか。
1.クッシング(Cushing)症候群
2.シーハン(Sheehan)症候群
3.バセドウ(Basedow)病
4.T型糖尿病

問題4.28歳の男性。月に数回、突然つばをペッペッと吐き、ぼう然と立ち尽くすといった行動をとる。考えられるのはどれか。
1.ジャクソン(Jackson)てんかん
2.精神運動発作
3.小発作
4.大発作

問題5.錐体路障害でないのはどれか。
1.筋萎縮
2.筋力低下
3.筋緊張亢進
4.巧緻運動障害

問題6.62歳の男性。起床後、散歩中に突然前胸部がしめつけられるような痛みを感じた。その場でしゃがみこみ静かにしていると、3分ほどで痛みは消失した。考えられるのはどれか。
1.狭心症
2.心筋梗塞
3.肺梗塞
4.解離性大動脈瘤

問題7.紫斑を呈する疾患はどれか。
1.鉄欠乏性貧血
2.再生不良性貧血
3.悪性貧血
4.溶血性貧血

問題8.皮疹部に痛みを伴う疾患はどれか。
1.乾 癬
2.帯状疱疹
3.接触性皮膚炎
4.アトピー性皮膚炎

問題9.正しい組合せはどれか。
1.肝硬変 ―――――――― 赤鼻性座瘡
2.悪性貧血 ――――――― イチゴ舌
3.動眼神経麻痺 ――――― ベル現象
4.ジフテリア ―――――― コプリック斑

問題10.肺野の打診で過共鳴音がみられるのはどれか。
1.胸水貯留
2.肺気腫
3.肺 炎
4.肺膿瘍

問題11.体表から触知できない腹部臓器はどれか。
1.肝臓
2.脾臓
3.膵臓
4.腎臓

問題12.深部反射はどれか。
1.下顎反射
2.腹壁反射
3.足底反射
4.肛門反射

問題13.誤っている組合せはどれか。
1.自然気胸 ―――――― 肺嚢胞症
2.肺気腫 ――――――― アンチトロンビンV欠損症
3.粟粒結核 ―――――― 後天性免疫不全症候群
4.気管支喘息 ――――― アスピリン過敏症

問題14.肺癌について正しいのはどれか。
1.喫煙は大細胞癌の発癌因子である。
2.上大静脈症候群では縮瞳や眼瞼裂縮小がみられる。
3.扁平上皮癌は主に気道の中枢側に発症する。
4.小細胞癌の頻度が最も多い。

問題15.バージャー(Buerger)病に特徴的な症状はどれか。
1.呼吸困難
2.片麻痺
3.指趾熱感
4.間欠性跛行

問題16.鉄欠乏性貧血でみられるのはどれか。
1.若年性白髪
2.スプーン状爪
3.舌乳頭萎縮
4.脾 腫

問題17.64歳の男性。6年前に早期胃癌で胃全摘術を受けている。1ヶ月前から息切れ、動悸およびめまいを感じるようになった。考えられるのはどれか。
1.再生不良性貧血
2.溶血性貧血
3.ビタミンB12欠乏性貧血
4.葉酸欠乏性貧血

問題18.特発性血小板減少性紫斑病の病態で正しいのはどれか。
1.血小板産生の低下
2.血小板成熟の異常
3.血小板破壊の亢進
4.血小板の体内分布異常

問題19.誤っている組合せはどれか。
1.痛 風 ――――――――――― プリン体
2.アジソン(Addison)病 ―――― コルチゾール
3.褐色細胞腫 ――――――――― カテコールアミン
4.尿崩症 ――――――――――― アルドステロン

問題20.関節リウマチで罹患しやすい関節はどれか。2つ選べ。
1.頸椎環軸関節
2.遠位指節間関節
3.仙腸関節
4.中手指節関節

問題21.間質性肺炎を合併しやすい疾患はどれか。2つ選べ。
1.リウマチ熱
2.皮膚筋炎
3.強皮症
4.ベーチェット(Behcet)病

問題22.膀胱炎にみられないのはどれか。
1.発 熱
2.頻 尿
3.排尿時痛
4.残尿感

問題23.78歳の女性。めまい、嘔吐および難聴で発症した脳梗塞の閉塞部位はどれか。
1.前大脳動脈
2.中大脳動脈
3.後大脳動脈
4.脳底動脈

問題24.筋萎縮性側索硬化症でみられるのはどれか。
1.異常感覚
2.深部反射亢進
3.複 視
4.尿失禁

問題25.救急蘇生法で一次救命処置でないのはどれか。
1.気道確保
2.人工呼吸
3.電気的除細動
4.心臓マッサージ

問題26.誤っている組合せはどれか。
1.エンドトキシン ――――― 敗血症性ショック
2.グラム陰性桿菌 ――――― 心原性ショック
3.ハチ毒 ――――――――― アナフィラキシーショック
4.骨盤骨折 ―――――――― 出血性ショック

問題27.破傷風について正しいのはどれか。
1.病原菌は土壌に生息する好気性菌である。
2.意識障害が起こる。
3.潜伏期が短いほど予後良好である。
4.治療は汚染創の開放が重要である。

問題28.心電図を示す。この波形が表しているのはどれか。
1.心室性期外収縮
2.上室性期外収縮
3.発作性上室性頻脈
4.心房細動

問題29.輸血の副作用で誤っているのはどれか。
1.アレルギー反応
2.ウイルス感染
3.移植片対宿主反応
4.血糖値上昇

問題30.痙攣について誤っているのはどれか。
1.原因の推定に発症年齢は重要である。
2.初期治療としてまず手足の拘束を行う。
3.脳血管障害は痙攣の原因となる。
4.てんかん大発作は強直間代痙攣をきたす。

問題31.親子の間での移植はどれか。
1.自家移植
2.同系移植
3.同種移植
4.異種移植

問題32.誤っている組合せはどれか。
1.頭蓋内出血 ―――――― 内頚動脈結紮法
2.鼻出血 ―――――――― ベロックのタンポン法
3.食道静脈瘤破裂 ―――― ブレークモアチューブ挿入法
4.心タンポナーデ ―――― 心嚢ドレナージ法

問題33.緊急開頭手術を必要とするのはどれか。
1.脳振盪
2.頭蓋底骨折
3.急性硬膜外血腫
4.頭蓋骨膜下血腫

問題34.痛み刺激に対する反応でジャパン・コーマスケールの300はどれか。
1.開眼する。
2.はらいのける動作をする。
3.手足を少し動かす。
4.反応しない。

問題35.68歳の男性。今朝、突然頭の中が爆発するような激しい頭痛が出現した。考えられるのはどれか。
1.くも膜下出血
2.一過性脳虚血発作
3.脳内出血
4.脳梗塞

問題36.誤っている組合せはどれか。
1.髄液鼻漏 ――――――― 頭蓋底骨折
2.片側上下肢麻痺 ―――― 横断性脊髄損傷
3.flail chest ――――― 多発性肋骨骨折
4.腸腰筋陰影消失 ―――― 腎破裂

問題37.70歳の女性。3年前から整形外科に通院し右変形性膝関節症で断続的にヒアルロン酸製剤の関節内注射を受けている。昨日から右膝に強い疼痛が出 現し歩行困難になった。理学所見では右膝の腫脹、熱感および膝蓋跳動を認めたが、その他の関節に異常はなかった。体温37.5度。可能性の高い疾患はどれ か。
1.化膿性関節炎
2.痛 風
3.特発性骨壊死
4.関節リウマチ

問題38.正しい組合せはどれか。
1.モートン病 ―――――――――― 第3・4趾間
2.ブラント病 ―――――――――― 脛骨外側顆
3.第1ケーラー病 ―――――――― 立方骨
4.セゴン病 ――――――――――― 脛骨内側顆問題38.

問題39.外反母趾で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.男性に多い。
2.母趾は外旋する。
3.開張足を伴う。
4.第1中足骨内側にバニオン(bunion)をみる。

問題40.痛風の診断基準に含まれないのはどれか。
1.単関節炎
2.CRPの陽性
3.関節周囲の発赤
4.血清尿酸値の上昇

問題41.正しいのはどれか。
1.陥凹のある筋損傷は原則として観血的に治療する。
2.脱臼は腫脹がとれてから整復する。
3.転位のある関節内骨折は原則として観血的に治療する。
4.小児の骨幹部骨折は原則として観血的に治療する。

問題42.小児期に好発するのはどれか。
1.悪性線維性組織球腫
2.脂肪肉腫
3.横紋筋肉腫
4.滑膜肉腫

問題43.誤っているのはどれか。
1.骨軟化症の組織像は石灰化障害による類骨の増加である。
2.くる病のエックス線所見では骨幹端部の盃状変化がある。
3.骨軟化症の原因の一つに慢性の胆道閉塞がある。
4.低リン血症性くる病では血清カルシウム値は低い。

問題44.大腿骨頭すべり症で誤っているのはどれか。
1.肥満した男子に多い。
2.患側股関節は内旋位をとる。
3.陳旧例での徒手整復は禁忌である。
4.骨切り術後の合併症に大腿骨頭壊死がある。

問題45.急性化膿性骨髄炎で正しいのはどれか。2つ選べ
1.長管骨の骨幹端部に好発する。
2.初発時には骨膜反応が著名である。
3.疼痛は安静時でも治まらない。
4.赤沈値やCRPの亢進がなくても初期より抗菌薬を投与する。

問題46.主な病変部位が骨幹部にあるのはどれか。
1.モルキオ(Morquio)病
2.マルファン(Marfan)症候群
3.軟骨無形成症
4.骨形成不全症

問題47.腕神経叢の全型神経根引き抜き損傷で誤っているのはどれか。
1.損傷神経は修復不能である。
2.ミエログラムでは造影剤の漏出像がみられる。
3.ホルネル(Horner)症候群がみられる。
4.上腕内側上1/2に感覚障害がある。

問題48.56歳の男性。巧緻障害と歩行が不自由になったとの訴えで来院した。数年前から肩こりと上肢の感覚障害とがあった。来院時のMRI像(別冊No.1 A,B)を別に示す。考えられるのはどれか。※注:MRI像の画像はありません
1.椎間板ヘルニア
2.後縦靱帯骨化症
3.硬膜内腫瘍
4.椎体すべり症

問題49.小児骨折について誤っているのはどれか。
1.保存療法が原則である。
2.多発骨折は虐待を疑う。
3.関節拘縮には徒手矯正を行う。
4.関節の屈伸運動方向に一致する転位は自家矯正力が強い。

問題50.骨折の整復法で誤っているのはどれか。
1.屈曲整復法は短縮転位の整復困難な横骨折に適用される。
2.捻転転位は近位骨片の長軸に沿った末梢牽引によって整復される。
3.骨片間に軟部組織が介在している骨折は徒手整復が困難である。
4.近位骨片の位置に応じて遠位骨片を合わせて整復する。

問題51.骨折の固定法で誤っているのはどれか。
1.整復位保持を目的とする。
2.骨折部の上下の各一関節を含めた範囲を固定する。
3.原則として機能的肢位で固定する。
4.固定期間は年齢にかかわらず、グルトの骨癒合日数とする。

問題52.骨折と靱帯損傷との鑑別について正しいのはどれか。
1.限局性圧痛があれば骨折である。
2.軋轢音があれば骨折である。
3.関節の動揺性があれば靱帯損傷である。
4.関節内血腫があれば靱帯損傷である。

問題53.偽関節の原因となるのはどれか。
1.牽引療法によって骨折端間を延長させる。
2.横骨折時に固定期間を長くする。
3.固定外の関節は早期に運動を開始する。
4.荷重や運動を徐々に行う。

問題54.末梢神経損傷時の症状で誤っているのはどれか。
1.感覚消失
2.腱反射消失
3.固 縮
4.筋力低下

問題55.鎖骨骨折について正しいのはどれか。
1.直達外力による骨折が多い。
2.内・中1/3境界部の骨折が多い。
3.異常可動性がなければ骨折を否定できる。
4.上肢の重さは再転位の要因となる。

問題56.上腕骨外科頸骨折について誤っているのはどれか。
1.直達外力による骨折の多くは内転型となる。
2.外転型は末梢骨片の骨軸が外転している。
3.側方から観察すると骨折部に前方凸の変形がある。
4.神経損傷の合併では肩外側の感覚障害が多く見られる。

問題57.手の舟状骨骨折で正しいのはどれか。
1.手関節屈曲位で手背をついての受傷が多い。
2.結節部骨折では近位骨片が骨壊死に陥るものが多い。
3.snuff box部に圧痛がある。
4.手関節屈曲運動時に疼痛が増強するのが特徴である。

問題58.肩鎖関節上方脱臼で正しいのはどれか。
1.完全脱臼では鳥口肩峰靱帯が断率する。
2.肩の自動運動は障害されない。
3.軋轢音の触知は容易である。
4.患部は階段状変形がみられる。

問題59.肩関節前方脱臼で誤っているのはどれか。
1.小児に多い。
2.肩に外転と外旋との力が作用して発生する。
3.肩峰の異常突出を認める。
4.転位した骨頭を関節前方で諸口できる。

問題60.ヤーガソンテストで疼痛が誘発される部位はどれか。 ● 図 ●
1.a
2.b
3.c
4.d

問題61.大腿骨頸部骨折で観血療法の絶対的適応はどれか。
1.内側内転型骨折
2.内側外転型骨折
3.外側内転型骨折
4.外側外転型骨折

問題62.足関節内がえし捻挫で最も損傷されるのはどれか。
1.三角靱帯
2.前脛腓靱帯
3.前距腓靱帯
4.踵腓靱帯

問題63.疲労骨折の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.高齢者に発生する。
2.介達外力によって発生する。
3.骨折線は螺旋状を呈する。
4.疼痛が主症状となる。

問題64.適切でない組合せはどれか。
1.圧迫骨折 ―――― 踵 骨
2.裂離骨折 ―――― 上前腸骨棘
3.陥没骨折 ―――― 頭蓋骨
4.捻転骨折 ―――― 橈骨頭

問題65.マルゲーヌ(Malgaigne)の圧痛が確認できないのはどれか。2つ選べ。
1.第一腰椎椎体圧迫骨折
2.鎖骨中・外1/3部骨折
3.大腿骨頸部中間部骨折
4.脛骨骨幹部中・下1/3部骨折

問題66.開放性骨折と創との関係で発生頻度の高い組合せはどれか。2つ選べ。
1.上腕骨顆上伸展型骨折 ―――――――――――― 肘部後方
2.橈骨遠位端定型的骨折 ―――――――――――― 手部背側
3.下腿骨骨幹部中・下1/3部定型的骨折 ―――― 下腿前内方
4.下腿骨果部外転型骨折 ―――――――――――― 足関節内側

問題67.無腐性骨壊死を起こしやすいのはどれか。
1.手舟状骨腰部骨折の遠位骨片
2.大腿骨頸部転子貫通骨折の近位骨片
3.脛骨中・下1/3境界部骨折の遠位骨片
4.距骨頸部骨折の後方骨片

問題68.関節軟骨損傷の修復について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.血行がよく修復は可逆的である。
2.損傷部は硝子軟骨が増殖し修復する。
3.関節の長期固定は軟骨の障害を促進させる。
4.軟骨下骨組織まで達していれば修復反応がみられる。

問題69.外傷性脱臼の固有症状に該当するのはどれか。2つ選べ。
1.健側に比べ上腕骨が短縮している。
2.肘関節が屈曲30〜40度に固定される。
3.中手骨骨頭がボタン穴機構によって嵌頓する。
4.スカルパ(Scarpa)三角部に大腿骨頭を触れない。

問題70.後方脱臼の発生頻度が高いのはどれか。
1.顎関節
2.肩鎖関節
3.肘関節
4.膝関節

問題71.正しいのはどれか。2つ選べ。
1.通常、脱臼は遠位骨の逸脱方向または部位で表現する。
2.肩鎖関節の脱臼は鎖骨に対する肩峰の位置で表現する。
3.脊椎脱臼は下位脊椎の逸脱方向で表現する。
4.リスフラン(Lisfranc)関節後方脱臼は前足部が底側に逸脱する。

問題72.好発部位として正しい組合せはどれか。
1.棘上筋 ―――――― 筋腱移行部
2.上腕二頭筋 ―――― 結節間溝部
3.大腿二頭筋 ―――― 骨盤起始部
4.アキレス腱 ―――― 踵骨停止部

問題73.末梢神経損傷について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.自律神経障害では発汗異常がみられる。
2.軸索の連続性が保たれている神経圧迫損傷はサンダーランド(Sunderland)タイプVに分類される。
3.チネル徴候は再生感覚神経軸索が前進している部分でみられる。
4.運動障害として痙性麻痺がみられる。

問題74.肋骨骨折について誤っているのはどれか。
1.第3肋骨に多発する。
2.介達痛は診断に有用である。
3.治療は簡単な外固定でよい。
4.血気胸の合併は比較的少ない。

問題75.誤っているのはどれか。
1.上腕骨内側上顆骨折の骨片は前下方へ転位する。
2.上腕骨外顆骨折の後遺症に偽関節がある。
3.肘頭骨折は肘伸展運動が障害される。
4.橈骨頭骨折は肘関節の伸展内反力による。

問題76.骨折名と図が一致するのはどれか。2つ選べ。
1.ガレアッチ(Galeazzi)骨折
2.モンテジア(Monteggia)骨折
3.橈骨円回内筋付着部近位骨折
4.介達性両前腕骨骨幹部骨折

問題77.誤っているのはどれか。
1.掌側バートン(Barton)骨折の遠位骨片は掌側近位に転位する。
2.ベネット(Bennett)骨折の遠位骨片は橈背側に転位する。
3.ボクサー骨折の骨折部は背側凸の屈曲変形を呈する。
4.スミス(Smith)骨折の遠位骨片は尺側転位する。

問題78.顎関節脱臼で正しい組合せはどれか。2つ選べ。
1.片側性前方脱臼 ――――― 開口運動が不能になる。
2.両側性前方脱臼 ――――― 下顎歯列が前方へ偏位する。
3.後方脱臼 ―――――――― 単独脱臼が好発する。
4.側方脱臼 ―――――――― 下顎骨骨折を合併する。

問題79.橈骨頭前方脱臼で最も損傷を受けやすいのはどれか。
1.筋皮神経
2.尺骨神経
3.前骨間神経
4.後骨間神経

問題80.肘内障で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.受傷直後から患部に著しい腫脹を認める。
2.エックス線検査によって橈骨頭の転位が確認できる。
3.前腕の回旋障害を認める。
4.予後は良好である。

問題81.手指の損傷で誤っているのはどれか。
1.MP関節脱臼は背側脱臼が多い。
2.PIP関節脱臼は背側脱臼が多い。
3.母指MP関節の側副靱帯損傷は橈側が多い。
4.小指PIP関節の側副靱帯損傷は橈側が多い。

問題82.男性に多くみられるのはどれか。
1.マーデルング病
2.デュピュイトラン拘縮
3.ド・ケルバン病
4.ヘバーデン結節

問題83.骨盤骨折の骨片転位で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.腸骨翼単独骨折は下方へ転位する。
2.上前腸骨棘単独骨折は下方へ転位する。
3.坐骨結節単独骨折は上方へ転位する。
4.尾骨単独骨折は前方へ転位する。

問題84.骨盤骨折で骨盤輪の破綻をきたすのはどれか。
1.仙骨横骨折
2.上前腸骨棘骨折
3.マルゲーヌ骨折
4.デュベルニー骨折

問題85.下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
1.直達外力では脛骨と腓骨とが同じ高さで骨折する。
2.外旋骨折では脛骨近位骨片尖部は外側にある。
3.内旋骨折では脛骨近位骨片尖部は内側にある。
4.高度粉砕骨折は観血的治療の絶対的適応である。

問題86.距骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.足関節内反強制で頸部骨折が発生する。
2.足関節屈曲強制で後方突起骨折が発生する。
3.外力が大きいと果部骨折を合併する。
4.頸部骨折では頭部の壊死が多い。

問題87.第5中足骨基部骨折について誤っているのはどれか。
1.裂離骨折である。
2.長腓骨筋付着部に働く牽引力が原因となる。
3.足部の内反底屈強制が原因となる。
4.非観血的治療が行われる。

問題88.外傷性股関節脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.腸骨脱臼の頻度が高い。
2.神経損傷の合併で足関節伸展障害が多くみられる。
3.大腿骨頭靱帯断裂は整復障害となる。
4.臼蓋前縁の骨折を合併するものが多い。

問題89. 膝関節前方脱臼で誤っているのはどれか。
1.膝関節が過伸展され発生する。
2.膝関節過伸展位に弾発性固定される。
3.足背動脈の拍動を触れないときは膝窩動脈損傷を疑う。
4.膝関節の不安定性を残す。

問題90.足関節(距腿関節)部の脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.単独脱臼が多い。
2.外側脱臼が多い。
3.前方脱臼の固定は足関節伸展位である。
4.変形性関節症を残しやすい。

問題91.誤っている組合せはどれか。
1.股関節外転拘縮 ――――― 患肢仮性短縮
2.股関節屈曲拘縮 ――――― 尻上がり現象
3.ばね股 ――――――――― 股関節屈伸時弾発音
4.梨状筋症候群 ―――――― 足底の感覚障害

問題92.40歳の男性。作業中、高さ約3メートルの足場から飛び降りた。起こりやすいのはどれか。2つ選べ。
1.第12胸椎圧迫骨折
2.第4腰椎圧迫骨折
3.脛骨骨幹部骨折
4.踵骨骨折

問題93.整復位保持が困難なのはどれか。2つ選べ。
1.肩鎖関節上方脱臼
2.肘関節後方脱臼
3.橈骨遠位骨端線離開
4.ベネット(Bennett)骨折

問題94.外傷と症状の組合せで誤っているのはどれか。
1.鎖骨骨折 ――――――― 顔面の健側回旋
2.肘内障 ―――――――― 上肢の下垂
3.アキレス腱断裂 ―――― 爪先き立ち歩行
4.股関節後方脱臼 ―――― 股関節屈曲・内転・内旋

問題95.骨折と合併症との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1.橈骨頭骨折 ――――――――――― 正中神経損傷
2.上腕骨外科頸骨折 ―――――――― 筋皮神経損傷
3.大腿骨遠位端骨端線離開 ――――― 膝窩動脈損傷
4.踵骨骨折 ―――――――――――― ズデック(Sudeck)骨萎縮

問題96.正しいのはどれか。2つ選べ。
1.ルドロフ症候は大腿骨小転子単独骨折でみられる。
2.ナウマン症候は踵骨骨折でみられる。
3.バトル徴候は鼻骨骨折でみられる。
4.ドレーマン徴候は大腿骨頭すべり症でみられる。

問題97.鑑別項目として有用な組合せはどれか。2つ選べ。
1.上腕骨外科頸外転型骨折と肩関節鳥口下脱臼 ――――― 性 別
2.上腕骨顆上伸展型骨折と肘関節後方脱臼 ――――――― 年 齢
3.大腿骨頸部内側骨折と股関節後方脱臼 ―――――――― 肢 位
4.単純性股関節炎とペルテス(Perthes)病 ――――――― 歩 容

問題98.13歳の男子。柔道の試合中、相手に内股を掛けられた際、受身をとりそこない右手掌をついて肘関節伸展と外反とを強制された。肘部の疼痛を訴 え、肘関節部は軽度屈曲位で自動運動は不能であった。他動的に屈曲を試みたが弾発性に固定が認められた。直ちにその場で整復を試みたが整復できず、骨折の 合併が疑われた。考えられるのはどれか。
1.尺骨鉤状突起骨折
2.肘頭骨折
3.橈骨頭骨折
4.上腕骨内側上顆骨折

問題99.11歳の男児。運動会で100メートル走に出場し、転倒した際に手掌をつき受傷した。橈骨遠位端部に限局性圧痛、腫脹およびフォーク状変形があ り、軋轢音も触知された。骨折の疑いがあるため、直ちに整形外科医に受診依頼した。エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。橈骨の損傷名はどれか。
1.ショウファー(Chauffeur)骨折
2.遠位骨端線離開
3.背側バートン(Barton)骨折
4.スミス(Smith)骨折


次の文章を読み問題100、問題101に答えよ。
・90歳の女性。自宅の庭を歩行中転倒し右手掌をついた。30分後に来所し、触診で橈骨茎状突起の近位約2pの背側および橈側に1/2横径程度の段差を触 知した。手指の屈伸運動はゆっくり行えば可動域制限はなく、手の感覚障害もない。直ちに整形外科受診を勧めた。既往歴に特記することはない。

問題100.整復前のエックス線写真像で適切でないのはどれか。
1.橈骨傾斜角(図のAの角度)が増加している。
2.橈骨手根関節面が背側へ傾斜している。
3.橈骨長がやや短縮している。
4.尺骨茎状突起部に骨折を認める。

問題101.受傷後4ヶ月で再度整形外科を受診し、エックス線像でわずかな変形が認められた。このときに最も考えられるのはどれか。
1.臨床所見では手部がやや尺側に偏位している。
2.臨床所見では屈曲に比べ伸展運動制限が強くみられる。
3.エックス線像では掌側傾斜角(図のBの角度)が増加している。
4.エックス線像では橈骨がやや短縮している。

問題102.30歳の女性。右手第2指をドアにはさみ負傷した。精査の結果、右手指第2中節骨骨幹部中央部の横骨折と判明した。整復完了後の固定肢位は、手関節を軽度屈曲位、MP関節を軽度屈曲位とする。PIP関節並びにDIP関節の固定肢位はどれか。
1.PIP関節屈曲位・DIP関節屈曲位
2.PIP関節屈曲位・DIP関節伸展位
3.PIP関節伸展位・DIP関節屈曲位
4.PIP関節伸展位・DIP関節伸展位

問題103.18歳の女性。左手指のしびれと肘の痛みとを訴え来所した。既往に6歳時に左肘部の骨折がある。検査の結果(別冊No.3)を別に示す。最も考えられる障害はどれか。
1.正中神経麻痺
2.橈骨神経麻痺
3.尺骨神経麻痺
4.筋皮神経麻痺

問題104.38歳の女性。ママさんバレーで相手アタックをブロックした際、右手中指を痛めた。受傷から3日は湿布で様子をみたが、4日目に図のような変形を呈しているのに気付き来所した。この変形の要因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1.PIP関節の掌側板損傷
2.正中索損傷
3.終止腱損傷による二次的変形
4.深指屈筋腱損傷

問題105.68歳の女性。左下肢片脚起立時には図のような姿勢異常を示したが、右片脚起立時では異常を示さなかった。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1.左腸腰筋の短縮
2.左上殿神経麻痺
3.右股関節先天性脱臼
4.左大腿骨頸部骨折後の内反股

問題106.17歳の女子。膝に痛みを訴え来所した。以下は柔道整復師と患者との会話である。
柔道整復師「どうされましたか。」
患 者  「5時間ほど前、バレーボールの練習でスパイクをして着地したときに急に右膝がガクッとなり、痛くて腫れてきたのです。」
柔道整復師「痛くなったのは今回がはじめてですか。」
患者   「はい。」
最も考えにくい損傷はどれか。
1.半月板損傷
2.前十字靱帯損傷
3.離断性骨軟骨炎
4.内側側副靱帯損傷

問題107.15歳の女子。長距離走の選手である。2ヶ月前から第2中足骨に痛みがみられた。考えられるのはどれか。2つ選べ。
1.外脛骨障害
2.フライバーグ(Frieberg)病
3.モートン(Morton)病
4.疲労骨折