問題1
柔道整復師の免許で正しいのはどれか。
1. 日本国籍を有しなければならない。
2. 免許を取り消されたら再免許は与えられない。
3. 免許証を所持しなければ業はできない。
4. 更新制度はない。
【 解答:4 】
問題2
柔道整復師の行為で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 捻挫した患部に施術を行った。
2. 脱臼をしていたので、整形外科医を紹介した。
3. 施術の効果をあげる目的で鍼・灸を行った。
4. 骨折した患者に経口鎮痛薬を投与した。
【 解答: 12  】
問題3
柔道整復師の業務で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 医師の指示で外科手術の補助を業としている。
2. 骨折の患部に応急手当を行った。
3. 患部の状態を知るために、自らエックス線単純撮影を行った。
4. 患部の状態を知るために、自ら触診を行った。
【 解答:24 】
問題4
医師の同意について正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 打撲の施術には必要としない。
2. 同意があれば放射線の人体への照射ができる。
3. 骨折の施術には必要とする。
4. 医師には歯科医師が含まれる。
【 解答: 13  】
問題5
守秘義務で正しいのはどれか。
1. 疾病に関する内容に限られる。
2. 秘密とは他に漏れると本人の不利益になるものである。
3. 業務外で知り得た内容も同様の義務である。
4. 一般に知られている内容も含む。
【 解答:2 】
問題6
都道府県知事が施術所の開設者に命ずることができるのはどれか。
1. 保険診療を行わせる。
2. 施術所で業務に従事する柔道整復師の採用方法について報告させる。
3. 立入検査に基づいて設備を改善させる。
4. 開設者の経歴を広告させる。
【 解答:3 】
問題7
正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 法律とは国会の議決を通した成文法である。
2. 憲法に定める天皇の国事行為は国会の承認を要する。
3. 条約の承認は内閣の決定による。
4. 厚生労働省令は命令に含まれる。
【 解答: 14  】
問題8
医療法で定められている事柄について誤っているのはどれか。
1. 都道府県は、医療を提供する体制の確保に関する計画を定める。
2. 適切な説明は、医療の担い手のうち医師が行わなければならない。
3. 医療は、国民自らの健康の保持のための努力を基礎とする。
4. 医療の担い手は、良質かつ適切な医療を行うよう努めなければならない。
【 解答:2 】
問題9
医療提供機関の定義で入院患者の収容人数について、正しい組合せはどれか
1. 診療所--10人以上
2. 病 院--20人以上
3. 特定機能病院--200人以上
4. 地域医療支援病院--300人以上
【 解答:2 】
問題10
理学療法士の業務でないのはどれか。
1. 電気刺激
2. マッサージ
3. 骨折の整復
4. 治療体操
【 解答:3 】
問題11
リハビリテーションの考え方で適切でないのはどれか。
1. 疾病が治癒してから開始する。
2. 生活の質の向上をめざす。
3. 障害の原因となる疾病を防ぐ。
4. 障害を予測し、その軽減を図る。
【 解答:1 】
問題12
職種とその役割との組合せで誤っているのはどれか。
1. 言語聴覚士---嚥下訓練
2. 作業療法士---日常生活活動訓練
3. 理学療法士---運動療法
4. 義肢装具士---装具処方
【 解答:4 】
問題13
障害の3つのレベルで能力低下に分類されるのはどれか。
1. 歩行困難
2. 失語症
3. 就労困難
4. 関節拘縮
【 解答:1 】
問題14
肩関節の関節可動域測定で正しいのはどれか。
1. 屈曲は肘関節伸展位で測定する。
2. 内外旋の移動軸は上腕骨に一致させる。
3. 伸展は腹臥位で測定する。
4. 水平屈曲の参考可動域は90度である。
【 解答:1 】
問題15
温熱療法の局所作用で誤っているのはどれか。
1. 筋緊張の緩和
2. 代謝亢進
3. 疼痛閾値の低下
4. 血流増加
【 解答:3 】
問題16
間欠牽引療法で誤っているのはどれか
1. 転移性脊椎腫瘍には禁忌である。
2. 頚椎牽引の重量の目安は体重の1/3である。
3. 軟部組織の伸張を目的とする。
4. 1回の治療時間は10〜20分とする。
【 解答:2 】
問題17
作業療法の内容で適切でないのはどれか。
1. 精神の活性化
2. 職業訓練
3. 身体機能低下の改善
4. 義手訓練
【 解答:2 】
問題18
歩行補助具でないのはどれか。
1. T字つえ
2. 車いす
3. 歩行器
4. ロフストランドクラッチ
【 解答:2 】
問題19
脳卒中片麻痺患者の合併症で生命予後に影響するのはどれか。
1. 肩手症候群
2. 異所性骨化
3. 視床痛
4. 深部静脈血栓症
【 解答:4 】
問題20
35歳の男性。オートバイ事故により頸髄損傷、完全四肢麻痺となった。頚椎固定術後に早期リハビリテーションを開始したが、座位訓練を行ったところ意識が混濁し、臥位に戻すと回復した。原因として考えられるのはどれか。
1. 不整脈
2. 自律神経過反射
3. 起立性低血圧
4. 痙攣発作
【 解答:3 】
問題21
アテトーゼ型脳性麻痺の特徴はどれか
1. 痙縮
2. 運動失調
3. 不随意運動
4. 感覚障害
【 解答:3 】
問題22
女性に多い疾患はどれか。
1. 全身性エリテマトーデス
2. 悪性関節リウマチ
3. 痛風
4. 強直性脊椎炎
【 解答:1 】
問題23
症候性肥満をきたすのはどれか。
1. アジソン(Addison)病
2. クッシング(Cushing)症候群
3. 神経性食思不振症
4. 甲状腺機亢進症
【 解答:2 】
問題24
精神発達に遅れがみられるのはどれか。
1. クレチン病
2. 骨・軟骨異栄養症
3. 下垂体性小人症
4. くる病
【 解答:1 】
問題25
握った手をすぐに開くことが出来ない」という病態はどれか。
1. ジスキネジア
2. ミオトニア
3. ジストニア
4. テタニー
【 解答:2 】
問題26
チアノーゼがみられるのはどれか。
1. 大動脈弁狭窄症
2. ファロー(Fallot)四徽症
3. 心房中隔欠損症
4. 僧帽弁閉鎖不全症
【 解答:2 】
問題27
誤っている組合せはどれか。
1. へバーデン結節--関節リウマチ
2. スプーン状爪--鉄欠乏性貧血
3. チアノーゼ--心不全
4. 太鼓バチ指--肺気腫
【 解答:1 】
問題28
末梢性顔面神経麻痺にみられるのはどれか。
1. ベル現象
2. 複視
3. 眼振
4. 縮瞳
【 解答:4 】
問題29
図の※で示す急性虫垂炎の圧痛点はどれか。

1. ムンロー(Munro)点
2. ボアス(Boas)点
3. マックバーネー(McBurney)点
4. ランツ(Lanz)点
【 解答:4 】
問題30
徐脈になるのはどれか。
1. 発熱
2. バセドウ〈Basedow)病
3. 貧血
4. アダムス・ストークス(Adams-Stokes)症候群
【 解答:4 】
問題31
高熱と発熱のない時期が周期的にみられるのはどれか。
1. 敗血症
2. 肝膿瘍
3. マラリア
4. 腸チフス
【 解答:3 】
問題32
肝硬変の所見でないのはどれか。
1. 高コレステロール血症
2. 血小板減少
3. 食道静脈瘤
4. くも状血管腫
【 解答:1 】
問題33
気管支喘息について誤っているのはどれか。
1. 重積発作では呼吸音は滅弱する。
2. 経過の長い患者では発作時に樽状胸がみられる。
3. 肺機能検査における1秒率の低下は不可逆的である。
4. 閉塞性換気障害である。
【 解答:3 】
問題34
肺のブラが破裂して発症するのはどれか。
1. 肺 癌
2. 気管支喘息
3. 自然気胸
4. 肺線維症
【 解答:3 】
問題35
46歳の女性。子宮筋腫があり、生理が不順である。坂道をのぼるときに息切れがする。血液検査で小球性低色素性貧血が認められる。考えられるのはどれか。
1. 悪性貧血
2. 鉄欠乏性貧血
3. 溶血性貧血
4. 再生不良性貧血
【 解答:2 】
問題36
周期性四肢麻痺がみられるのはどれか。2つ選べ。
1. アジソン(Addison)病
2. バセドウ(Basedow)病
3. 原発性アルドステロン症
4. 褐色細胞腫
【 解答: 23  】
問題37
55歳の女性。半年前から全身倦怠感、嗄声、下腿に圧痕を残さない浮腫がみられ、最近1か月間で5kgの体重増加を認めた。20歳代に甲状腺機能克進症の治療歴がある。考えられるのはどれか。
1. バセドウ(Basedow)病
2. ネフローゼ症候群
3. 橋本病
4. 肝硬変
【 解答:3 】
問題38
関節リウマチの症状でないのはどれか。
1. 僧帽弁閉鎖不全症
2. 皮下結節
3. スワンネック変形
4. 肺線維症
【 解答:1 】
問題39
関節リウマチで羅患しやすいのはどれか。
1. 腰椎椎間関節
2. 頸椎環軸関節
3. 遠位指節間(DIP)関節
4. 胸肋関節
【 解答:2 】
問題40
ネフローゼ症候群でみられないのはどれか。
1. 高脂血症
2. 蛋白尿
3. 浮 腫
4. 高蛋白血症
【 解答:4 】
問題41
脳塞栓の発症に重要なのはどれか。
1. 高脂血症
2. 高血圧症
3. 心房細動
4. 糖尿病
【 解答:3 】
問題42
筋萎縮性側索硬化症で正しいのはどれか。
1. 高齢者の発症は少ない。
2. 終末期には眼球運動も障害される。
3. 女性に多い。
4. 下肢から発症する例がある。
【 解答:4 】
問題43
アルツハイマー(Alzheimer)病の病初期の特徴はどれか。
1. 反社会的行為
2. 記銘力障害
3. 不随意運動
4. 計算障害
【 解答:2 】
問題44
熱傷で正しいのはどれか。
1. 乳幼児の熱傷面積の概算には「9の法則」を用いる。
2. 凍傷は低温熱傷である。
3. 広範囲熟傷患者のストレス潰瘍をカーリング(Curling)潰瘍という。
4. 熱傷は皮膚損傷の面積によってI〜III度に分類される。
【 解答:3 】
問題45
急性炎症の四主徴でないのはどれか
1. 滲出
2. 疼痛
3. 発赤
4. 腫脹
【 解答:1 】
問題46
リンパ行性転移はどれか。
1. 大腸癌の肝転移
2. ウィルヒョウ(Virchow)転移
3. シュニッツラー(Schnitzler)転移
4. 髄膜癌腫症
【 解答:2 】
問題47
夏の炎天下でテニスをしていて、めまいを生じ、顔面蒼白となり倒れた。処置として適切でないのはどれか。
1. 冷たい水を飲ませる。
2. 涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせる。 
3. 頸・腋窩・鼠径部を冷やす。
4. 水や濡れタオルをかけ扇ぐ。
【 解答:1 】
問題48
CT施行中、造影剤を注入したところ、収縮期血圧80mmHg以下となり意識混濁を生じた。この病態で最も考えられるのはどれか
1. 出血性ショック
2. 敗血症性ショック
3. アナフィラキシーショック
4. 心原性ショック
【 解答:3 】
問題49
35歳の男性。乗用車を運転中に、交通事故で右側胸部をハンドルに強打した。意識は清明で目立った外傷はない。右側胸部に著明な疼痛があり、呼吸苦を訴えている。胸部単純エックス線検査で右の第7肋骨骨折と右肺の完全虚脱を認めた。行うべき治療はどれか。
1. 外固定による経過観察
2. 胸腔穿刺
3. 緊急開胸手術
4. 気管内挿管
【 解答:2 】
問題50
正しいのはどれか。
1. 同種移植では組織適合性抗原がすべて同一である。
2. 同系移植では免疫抑制剤は不要である。
3. 角膜移植では拒絶反応は起こらない。
4. 黄色人種と白色人種の間での移植は異種移植である。
【 解答:2 】
問題51
誤っている組合せはどれか。
1. 食道静脈癒破裂---ブレークモアのチューブ
2. 難治性鼻出血---ベロックのタンポン
3. 急性動脈閉塞---フォーガティのカテーテル
4. 拍動性胃潰瘍出血---ゼラチンフォーム
【 解答:4 】
問題52
頭部・顔面外傷で誤っている組合せはどれか。
1. 脳実質損傷--急性硬膜外血腫
2. 耳下腺部損傷--顔面神経麻痺
3. 頬骨弓骨折--開口障害
4. 頭蓋底骨折--髄液鼻漏
【 解答:1 】
問題53
脳死判定規準に含まれないのはどれか。
1. 四肢腱反射の消失
2. 深昏睡
3. 平担脳波
4. 対光反射の消失
【 解答:1 】
問題54
胸部外傷で誤っているのはどれか。
1. 心タンポナーデでは頻脈がみられる。
2. ショック肺は受傷直後から発症する。
3. flail chestでは奇異呼吸がみられる。
4. 外開放性気胸では縦隔動揺がみられる。
【 解答:2 】
問題55
正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 軟骨無形成症はX脚変形が特徴的である。
2. モルキオ(Morquio)病は体幹短縮型の小人である。
3. エーラース・ダンロス(Ehlers−Danlos)症候群はコラーゲン合成の異常による。
4. マルファン(Marfan)症候群は常染色体劣性遺伝である。
【 解答: 23  】
問題56
離断性骨軟骨炎で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 軟骨移植術は効果的である。
2. 起炎菌はグラム陽性球菌である。
3. 高齢者に多くみられる。
4. 病変は軟骨下骨に及ぶ。
【 解答: 14  】
問題57
骨端症で正しいのはどれか。
1. ペルテス(Perthes)病は若年発症者ほど予後が悪い。
2. ブラント(Blount)病は内反膝となる。
3. キーンペック(Kienbock)病は成長期男子に多い。
4. パンナー(Panner)病は手術を要する場合が多い。
【 解答:2 】
問題58
悪性軟部腫瘍で最も発生頻度の高いのはどれか。
1. 線維肉腫
2. 脂肪肉腫
3. 平滑筋肉腫
4. 神経肉腫
【 解答:2 】
問題59
下垂体性小人症で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 全身のプロポーションは正常
2. フレーリッヒ(Frohlich)型では骨成長の障害は軽度
3. トルコ鞍部の腫瘍が原因
4. 骨端線は早期に閉鎖
【 解答: 13  】
問題60
プロサッカー選手。1か月前から膝痛があり十分なプレーができない。膝蓋骨下端から膝蓋腱上部にかけて圧痛がある。MRI膝関節矢状断T2強調画像を別に示す。適切な治療法はどれか。

1. プレー直後の局所のアイシングと安静
2. 大腿から足部までのギプス固定
3. ステロイド薬の局所注射
4. 手術による病的部分の切除・再縫合
【 解答:1 】
問題61
誤っている組合せはどれか。
1. 腰部脊柱管狭窄症--間欠性跛行
2. 頚椎後縦靭帯骨化症--膝蓋腱反射亢進
3. 腰椎椎間板ヘルニア--アキレス腱反射亢進
4. 強直性脊椎炎--腰椎可動域制限
【 解答:3 】
問題62
脊柱管狭窄症の原因はどれか。2つ選べ。
1. 黄色靭帯肥厚
2. 腰椎分離症
3. 骨形成不全症
4. 椎間板ヘルニア
【 解答: 14  】
問題63
脊髄性小児麻痺で正しいのはどれか
1. 痙直性麻痺がある。
2. 感覚異常はない。
3. 脊髄後角細胞が侵される。
4. 腱反射は亢進する。
【 解答:2 】
問題64
新生児股関節脱臼の診断で最も信頼性の高いのはどれか。
1. オルトラーニ(Ortolani)クリック徴候
2. 大腿皮膚溝の非対称
3. 股関節開排制限
4. 脚長差
【 解答:1 】
問題65
人工関節置換術の適応でないのはどれか。
1. 化膿性関節炎後の関節症
2. 変形性関節症
3. 血友病による関節症
4. 関節リウマチによる関節症
【 解答:1 】
問題66
正しい組合せはどれか。 2つ選べ。
1. 第1中手骨基底部骨折--遠位骨片壊死
2. 外傷性股関節脱臼--大腿骨頭壊死
3. 手舟状骨腰部骨折--近位骨片壊死
4. 距骨頸部骨折--距骨頭部壊死
【 解答: 23  】
問題67
脂肪塞栓症で誤っているのはどれか。
1. 症状は一過性で予後は良い。
2. 点状出血がみられる。
3. 多発骨折に合併することが多い。
4. 肺や脳が侵される。
【 解答:1 】
問題68
長期の固定が原因で発生するのはどれか。2つ選べ。
1. 関節拘縮
2. 偽関節
3. 骨化性筋炎
4. 筋萎縮
【 解答: 14  】
問題69
外傷性脱臼の合併症で誤っているのはどれか。
1. 関節窩縁骨折の放置で反復性脱臼がみられる。
2. 靭帯断裂の放置で動揺関節がみられる。
3. 末梢神経損傷ではneurotmesisが多くみられる。
4. 脊椎の脱臼で脊髄損傷がみられる。
【 解答:3 】
問題70
肉ばなれで正しいのはどれか。
1. 直達外力によって発生する。
2. 観血的治療が優先される。
3. 患部に陥凹を認めるものは重症である。
4. 再発することはまれである。
【 解答:3 】
問題71
正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 中頭蓋窩骨折ではブラックアイがみられる。
2. 小児の頭蓋冠骨折は陥凹骨折が多い。
3. 頭蓋底骨折は亀裂骨折が多い。
4. 前頭蓋窩骨折ではバトル(Battle)徴候がみられる。
【 解答: 23  】
問題72
顎関節脱臼で誤っているのはどれか
1. 顎関節症の原因となる。
2. 関節包内脱臼である。
3. 大臼歯が槓杆の支点となる。
4. 中年女性に多い。
【 解答:3 】
問題73
肋骨骨折で正しいのはどれか。
1. 介達外力による損傷は圧迫骨折が多い。
2. 外力が強い場合は重複骨折が多い。
3. 肋軟骨の損傷は骨軟骨境界部に多い。
4. ゴルフによる損傷は右前胸部に多い。
【 解答:3 】
問題74
鎖骨骨折の初検時にみられないのはどれか。
1. 患側上肢を健側で抱えている。
2. 患側肩部が下垂している。
3. 頭部を健側に傾けている。
4. 患側の肩幅が健側に比べ狭い。
【 解答:3 】
問題75
肩甲骨骨折で正しいのはどれか。
1. 体部骨折の多くは縦骨折である。
2. 下角骨折は外上方転位を呈する。
3. 上角骨折の骨片転位は棘上筋の牽引による。
4. 肩峰骨折には著明な転位がみられる。
【 解答:2 】
問題76
上腕骨結節部骨折で正しいのはどれか。
1. 小結節骨折は上腕二頭筋短頭腱の脱臼を合併する。
2. 大結節骨折は肩関節前方脱臼に合併しやすい。
3. 大結節骨折は肩関節内転・内旋位で固定する。
4. 小結節単独骨折は棘下筋の牽引によって発生する。
【 解答:2 】
問題77
上腕骨骨幹部中央部骨折について正しい組合せはどれか。
1. 直達外力での骨折--粉砕骨折
2. 横骨折の治療--ハンギングキャスト法
3. 末梢神経損傷--上腕二頭筋機能不全
4. 偽関節形成--軋轢音を証明
【 解答:1 】
問題78
上腕骨遠位部骨折で正しいのはどれか。
1. 内側上顆骨折は肘関節脱臼に合併するものが多い。
2. 小児の骨折は複合骨折が多い。
3. 通顆骨折は遅発性尺骨神経麻痺を残すものが多い。
4. 顆上骨折は屈曲型骨折が多い。
【 解答:1 】
問題79
小児上腕骨顆上伸展整骨折の受傷後3か月のエックス線写真のシェーマを示す。考えられる現症はどれか。

1. 屈曲運動制限
2. 伸展運動制限
3. 内反肘
4. 外反肘
【 解答:1 】
問題80
橈骨近位端部骨折で誤っているのはどれか。
1. 成人の場合は解剖学的整復が必要である。
2. 肘関節伸展外反位で手を衝いて発生する。
3. 小児では橈骨頭部が内方へ傾斜する。
4. 前腕回旋運動時激痛がある。
【 解答:3 】
問題81
橈骨骨幹部下1/3骨折で遠位骨片転位に関与するのはどれか。
1. 上腕筋
2. 方形回内筋
3. 上腕二頭筋
4. 回外筋
【 解答:2 】
問題82
オートバイでハンドルを握ったまま転倒した際に発生しやすいのはどれか。
1. スミス(Smlth)骨折
2. コーレス(Colles)骨折
3. 背側バートン(Barton)骨折
4. ショウファー(Chauffeur)骨折
【 解答:1 】
問題83
手の舟状背骨折で正しいのはどれか。2つ選べ
1. 中央部から近位の骨折は関節包内骨折である。
2. 中央1/3部骨折は遠位骨片が壊死しやすい
3. 偽関節は腕立て伏せ運動に障害を残す。
4. 月状骨脱臼とは合併しない。
【 解答: 13  】
問題84
ベネット(Bennett)骨折で誤っているのはどれか。
1. 近位骨片は大菱形骨と正常な関係を保つ。
2. 遠位骨片は外転転位を呈す。
3. 整復位保持が困難で再転位しやすい。
4. 母指の内・外転運動が不能になる。
【 解答:2 】
問題85
骨折整復後の固定肢位で正しい組合せはどれか。2つ選べ
1. スミス(Smith)骨折= 肘関節90度屈曲位、前腕回内位、手関節軽度屈曲(掌屈)・尺屈位
2. コーレス(Colles)骨折=肘関節90度屈曲位、前腕回外位、手関節軽度伸展(背屈)・尺屈位
3. 上腕骨顆上伸展型骨折=肘関節90〜100度屈曲位、前腕回内位
4. 肘頭骨折=肘関節伸展位、前腕回外位
【 解答: 34  】
問題86
中節骨浅指屈筋腱付着部近位骨折の固定肢位で正しいのはどれか。
1.
2.
3.
4.
【 解答:1 】
問題87
坐骨結節剥離骨折の原因筋でないのはどれか。
1. 大腿二頭筋
2. 大内転筋
3. 薄 筋
4. 半膜様筋
【 解答:3 】
問題88
転子果長が短縮するのはどれか。
1. 大腿骨頭部骨頭下骨折の内転型
2. 上方に転位したマルゲーヌ(Malgaigne)骨折
3. 定型的転位を呈した下腿両骨骨幹部骨折
4. 延長転位の著明な膝蓋骨横骨折
【 解答:3 】
問題89
Q角が増大するのはどれか。
1. 脛骨下1/3骨幹部骨折
2. 腓骨頭粉砕骨折
3. 大腿骨外顆骨折
4. 脛骨内顆骨折
【 解答:3 】
問題90
下腿骨骨幹部骨折の合併症とその要因との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 尖足位拘縮と足関節屈曲(底屈)位固定の継続
2. 内反変形と脛骨単独の斜骨折
3. 総腓骨神経麻痺と直達外力で発生した腓骨下1/3骨折
4. 膝関節拘縮とPTBギプスによる荷重歩行
【 解答: 12  】
問題91
腿骨果部骨折で正しいのはどれか。
1. 脛骨後縁部骨折は足関節伸展(背屈)強制で発生しやすい。
2. 外転型では前距腓靭帯断裂を伴うことが多い。
3. コットン(Cotton)骨折は脛腓靭帯の剥離骨折である。
4. 内転型の足部変形は軽度のことが多い。
【 解答:4 】
問題92
距骨骨折と踵骨骨折に共通するのはどれか。
1. 後方転位によるナウマン(Naumann)症候
2. 筋の牽引カによる延長転位
3. 血行不良による骨壊死
4. 高所からの落下による受傷機序
【 解答:4 】
問題93
距腿関節脱臼で内果が突出してみえるのはどれか。
1. 後方脱臼
2. 前方脱臼
3. 外側脱臼
4. 内側脱臼
【 解答:3 】
問題94
距腿関節脱臼の発生機序で誤っているのはどれか。
1. 外側脱臼は足部の外転強制
2. 上方脱臼は足部の伸展(背屈)強制
3. 後方脱臼は足部の屈曲(底屈)強制
4. 内側脱臼は足部の内転強制
【 解答:2 】
問題95
顎関節症で誤っているのはどれか。
1. II型は関節円板の異常が原因である。
2. 顎関節運動時に弾発現象がみられる。
3. マウスピースが治療に使われる。
4. 咬合異常は原因の1つである。
【 解答:1 】
問題96
野球肘の好発部位でないのはどれか。
1. 上腕骨外側上顆
2. 上腕骨小頭
3. 内側側副靭帯
4. 肘頭
【 解答:1 】
問題97
テニス肘で誤っているのはどれか。
1. 誘発テストとしてトムセン(Thomsen)テストがある。
2. 握力低下がみられる。
3. 発育期の障害である。
4. 短橈側手根伸筋起始部が損傷される。
【 解答:3 】
問題98
後骨間神経麻痺で正しいのはどれか。
1. 感覚障害がある。
2. 手関節の伸展(背屈)は不能である。
3. モンテギア(Monteggia)骨折に合併する。
4. 前腕の回外が不能である。
【 解答:3 】
問題99
第2〜5指のMP関節ロッキングで誤っているのはどれか。
1. MP関節は屈曲位をとる。
2. 弾発指との鑑別が困難である。
3. 第2指に多い。
4. 観血的療法の適応がある。
【 解答:2 】
問題100
正しいのはどれか。2つ選べ。
1. ジャンパー膝は膝蓋靭帯付着部の炎症である。
2. 鵞足炎では尻上がり現象が陽性である。
3. 腸脛靭帯炎はX脚に多い。
4. オスグット・シュラッター病は骨端の骨化障害である。
【 解答: 14  】
問題101
10歳の男子。前腕部を損傷した。エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。この損傷の整復後の固定肢位で正しいのはどれか。
1. 肘関節鋭角屈曲位・前腕回外位
2. 肘関節鈍角屈曲位・前腕回外位
3. 肘関節鈍角屈曲位・前腕回内位
4. 肘関節鋭角屈曲位・前腕回内位
【 解答:1 】
問題102
22 歳の男性。右手首の痛みと手首の動きが悪くなったため来所した。3か月前に野球の練習中ヘッドスライディングをした際に右手を負傷し、3週間安静固定を行 い練習を休んでいた。痛みがとれたため練習を再開したところ、練習開始直後から痛みがではじめてきたという。初検時にスナッフボックス部に軽度の腫脹と圧 痛を認めた。最も考えられる外傷はどれか。
1. 手関節捻挫
2. ズデック(Sudeck)骨萎縮
3. 長母指伸筋腱断裂
4. 手舟状骨骨折
【 解答:4 】
問題103
20歳の女性。なで肩、左頸から左上肢にしびれ感が出現し、あまり力が入らず、夜間痛も強い。上肢を挙上させて支えた状態でしばらく様子を観察すると、しびれ感が軽減したので、以下の検査を試みた。この症例で陽性になりにくい検査はどれか。
1.
2.
3.
4.
【 解答:3 】
問題104
55 歳の女性。スーパー・マーケットに勤務しており、手を過度に使用する仕事をしている。最近になり右手の指で小さなものがつまみづらくなり、右母指・示指・ 中指掌側の感覚鈍麻を訴え来所した。夜間になると疼痛が増悪するとのことであった。母指球筋に萎縮があり、手根掌側の叩打によって放散痛を認めた。 最も 考えられるのはどれか。
1. 手根管症候群
2. 前骨間神経麻痺
3. ギヨン(Guyon)管症候群
4. 回内筋症候群
【 解答:1 】
問題105
23 歳の男性。左環指が伸びないとの訴えで来所した。3年前に左環指基節骨骨幹部骨折の既往があり、骨癒合はしているが掌側凸の変形を残したまま治癒したとの ことである。PIP関節には約30度の屈曲拘緒を認めた。同関節の他動的屈曲は正常であるが、中指、小指を伸展位に保持した際の環指PIP関節の独立自動 屈曲は制限されている。なお、MP関節およびDIP関節の運動はほぼ正常である。PIP関節の屈曲拘縮を起こしている原因はどれか。
1. 深指屈筋腱の癒着
2. 浅指屈筋腱の癒着
3. 側副靭帯の肥厚短縮
4. 指背腱膜の癒着
【 解答:2 】
問題106
69 歳の女性。ゴミを出した帰りに自宅前の凍結道路でしりもちをついて転倒した。右股関節部周辺に痛みがあったが、歩くことができたので自宅に帰り朝食の準備 に取りかかった。冷蔵庫の野菜室からネギを取るためにしゃがんで立ち上がろうとした際、右股関節部の痛みが強くなり立つことができなくなった。最も考えら れるのはどれか。
1. 股関節後方不全脱臼が完全脱臼となった。
2. 大腿筋膜張筋による弾発股が一時的な運動制限を起こした。
3. 軽度の大腿骨頭すべり症が高度のすべりを起こした。
4. 大腿骨頸部外転型骨折が内転型骨折となった。
【 解答:4 】
問題107
14 歳の男子。肥満体型。右膝関節部の痛みを訴えて来所した。はっきりとした原因はなく、1か月位前から遊んでいるときに、膝に痛みを感じるようになった。3 日前から膝部や股関節部に痛みが増強し、跛行が著明になってきたと訴える。膝には腫脹や圧痛はみられず炎症症状もないが、下肢を他動運動させると股関節部 に運動制限がある。最も考えられるのはどれか。
1. 膝蓋軟骨軟化症
2. ペルテス(Perthes)病
3. 大腿骨骨肉腫
4. 大腿骨骨頭すペり症
【 解答:4 】
問題108
21 歳の女性。自宅でコタツから立ち上ろうとしてよろけ、膝関節軽度屈曲位で下腿の外旋運動を強制された。膝関節部に疼痛が出現するとともに患肢荷重および屈 伸運動不能となったため来所した。膝関節は軽度屈曲位に弾発性固定され、持続性の痺痛、腫脹および膝外側に骨性の膨隆を認めた。この損傷で誤っているのは どれか。
1. 膝蓋骨高位を認める場合が多い。
2. 自然に整復されて受診する場合が多い。
3. 膝蓋骨骨軟骨骨折の合併がみられる。
4. 脛骨粗面が内方へ偏位している場合が多い。
【 解答:4 】
問題109
14歳の男子。中学入学後、陸上競技を始めた。1か月前から右膝に痛みを感じていたが、練習を休まずに継続していた。症状が悪化し、脛骨粗面の突出が目立ってきたので来所した。この患者に対する指導管理として適切でないのはどれか。
1. 一時的なスポーツ活動の休止
2. 突出部の継続的な圧迫
3. 大腿四頭筋のストレッチング
4. 疼痛部位へのアイシング
【 解答:2 】
問題110
35 歳の男性 2か月前から起床後の歩き始めの際、左踵に痛みを感じていた。運動後や長時間の立ち仕事の後に痛みが増強してきたので来所した。腫脹や発赤、感 覚異常は特にみられなかったが、図のように足底部で圧痛点を認めた。また、足指を他動約に伸展させると同部位の痛みが再現された。最も考えられるのはどれ か。

1. 足根管症候群
2. 足底腱膜炎
3. 外脛骨障害
4. 踵骨骨折
【 解答:2 】