問1 正しいのはどれか。

膝十字靭帯は関節内靭帯である。
前腕部外側の骨を腓骨という。
寛骨は腸骨、恥骨、仙骨が骨癒合したものである。
脊椎で最も可動性の大きいのは胸椎である。
問2 誤っているのはどれか。

下腿の骨は大腿骨、脛骨および腓骨で構成される。
手根骨は8個、足根骨は7個の骨で構成される。
骨盤は仙骨、尾骨および左右の寛骨で構成される。
前腕の骨は橈骨と尺骨とで構成される。
問3 正しいのはどれか。

通常、筋は一つの骨の二点間に張られることはない。
上腕二頭筋と上腕三頭筋は協力筋である。
膝蓋腱反射に関与する筋は下腿三頭筋である。
腸腰筋は股関節を伸展させる。
問4 誤っているのはどれか。

アキレス腱は下腿三頭筋の腱である。
膝関節を屈曲させる筋は大腿四頭筋である。
胸鎖乳突筋は胸骨および鎖骨と側頭骨乳様突起とに付着する。
力こぶは上腕二頭筋の収縮によって形成される。
問5 誤っているのはどれか。

錐体路は随意運動の伝導路である。
クモ膜は硬膜と軟膜との間にある髄膜である。
自律神経の中枢は終脳である。
中枢神経は脳と脊髄である。
問6 心臓の刺激伝導系について誤っているのはどれか。

腱索
洞房結節
プルキンエ線維
房室束
問7 大脳半球について誤っている組合せはどれか。

運動性言語中枢−−−横側頭回
視覚中枢−−−−−−鳥距溝周辺
知覚中枢−−−−−−中心後回
運動中枢−−−−−−中心前回
問8 誤っているのはどれか。

広頚筋は舌下神経支配である。
表情筋は顔面神経支配である。
胸鎖乳突筋は副神経支配である。
咀嚼筋は三叉神経支配である。
問9 二軸性関節で正しいのはどれか。

車軸関節
楕円関節
蝶番関節
球関節
問10 結合組織に含まれないのはどれか。

脂肪組織
弾性組織
筋組織
細網組織
問11 正しいのはどれか。

三角筋粗面は肩甲骨にある。
肘頭窩は尺骨にある。
尺骨神経溝は上腕骨にある。
鈎状突起は橈骨にある。
問12 正しいのはどれか。

右肺静脈は右心房に開く。
下大静脈は左心房に開く。
大動脈は左心室から起こる。
冠状静脈洞は左心房に開く。
問13 尿の排泄経路について正しいのはどれか。

腎小体 → 腎杯 → 腎盂 → 尿管 → 膀胱 → 尿道
腎小体 → 腎盂 → 腎杯 → 尿道 → 膀胱 → 尿管
腎小体 → 腎盂 → 腎杯 → 尿管 → 膀胱 → 尿道
腎小体 → 腎杯 → 腎盂 → 尿道 → 膀胱 → 尿管
問14 脊髄神経について誤っているのはどれか。

腰神経は5対ある。
仙骨神経は5対ある。
頚神経は7対ある。
胸神経は12対ある。
問15 皮膚について誤っているのはどれか。

表皮は重層扁平上皮からなる。
真皮は強靱な線維性結合組織からなる。
皮膚は表皮、真皮および皮下組織の三層からなる。
皮下組織に色素細胞がある。
問16 体表から触れないのはどれか。

肩甲骨の烏口突起
上腕骨の外側上顆
腓骨頭
大腿骨の小転子
問17 頭蓋骨について誤っているのはどれか。

下顎骨は1個の骨である。
頭頂骨は1対の骨である。
上顎骨は1対の骨である。
鼻骨は1個の骨である。
問18 大腿の筋について正しいのはどれか。

半腱様筋は坐骨結節から起こる。
縫工筋は上前腸骨棘から起こり腓骨上端に停止する。
大腿直筋は上前腸骨棘から起こる。
大腿二頭筋は脛骨の外側顆に停止する。
問19 誤っているのはどれか。

膝関節には関節半月と関節内靭帯とがある。
股関節は臼状関節で関節内靭帯がある。
距腿関節の関節窩は脛骨と腓骨の下端部とで構成される。
膝関節は大腿骨、脛骨、腓骨および膝蓋骨から構成される。
問20 小腸について誤っているのはどれか。

十二指腸、空腸および回腸に区分される。
空腸と回腸は長く十二指腸は短い。
小腸には結腸ヒモがある。
胃に続く消化管である。
問21 誤っているのはどれか。

細胞分裂により染色体数は変化しない。
結合組織は中胚葉に由来する。
神経組織は外胚葉に由来する。
ミトコンドリア、小胞体などは細胞小器官である。
問22 脊柱について誤っているのはどれか。

仙骨の下端は前方に突出し、これを岬角という。
第1、第2頚椎をそれぞれ環椎、軸椎ともいう。
頚椎には横突孔がある。
正常の脊柱には側弯曲はみられない。
問23 関節について正しいのはどれか。

肘関節は複関節で関節包も2つある。
手(橈骨手根)関節は楕円関節である。
肩関節の関節窩は深いので関節運動の制限がある。
肩鎖関節は関節円板のない平面関節で運動の範囲は狭い。
問24 誤っているのはどれか。

大腿四頭筋と大腿二頭筋は拮抗筋である。
上腕二頭筋と上腕筋は協力筋である。
大腿四頭筋と下腿三頭筋は協力筋である。
大殿筋と腸腰筋は拮抗筋である。
問25 誤っているのはどれか。

肺の栄養血管は肺動脈である。
胸管は左静脈角に開く。
心臓の収縮期には房室弁は閉じる。
心臓の栄養血管は冠状動脈である。
問26 誤っているのはどれか。

腎、副腎、膵および十二指腸は腹膜後器官である。
縦隔は肺、胸骨、脊柱および横隔膜に囲まれた部位である。
ランゲルハンス島は肝内にある内分泌腺である。
右肺は通常三葉に分かれる。
問27 誤っているのはどれか。

男性および女性の一次生殖器はそれぞれ精巣と卵巣である。
膵管と総胆管は大十二指腸乳頭に開口する。
右気管支は左気管支に比べ太くて短い。
腎臓には腎動静脈や脂肪嚢があるので固定性は極めてよい。
問28 正しいのはどれか。

脊髄の前根は知覚性、後根は運動性の線維である。
横隔神経は頚神経叢から出る。
脊髄神経の前枝は後枝に比べ支配領域が狭い。
坐骨神経は腰神経叢から出る。
問29 正しいのはどれか。

乳腺は内分泌腺である。
硝子体はカメラのレンズに相当する。
鼓室には耳小骨がある。
毛、爪は真皮の変形したものである。
問30 誤っているのはどれか。

手くびで脈拍を感じるのは橈骨動脈である。
背面中央で縦に脊柱を触れるのは椎骨の椎体である。
橈側手根屈筋は体表より触れる。
臍は左右上前腸骨棘を結ぶ直線上より上方にある。
問31 ヒトの染色体数で正しいのはどれか。

42本
44本
46本
48本
問32 物質の移動について誤っているのはどれか。

肺胞と血液との間のガス移動は分圧の高い方から低い方に向かって行われる。
細胞には物質の濃度勾配に逆らって物質を取り込む仕組みがある。
細胞膜の半透性は恒常不変のものである。
健康な成人の血液中の尿素、クレアチニンは糸球体嚢にろ過される。
問33 成人男女間で正常値に差のあるのはどれか。

血小板数
白血球数
ヘマトクリット値
血液凝固時間
問34 ヘモグロビンについて誤っているのはどれか。

血液の緩衝作用に寄与する。
分解されるとビリルビンが生じる。
血中炭酸ガスの一部を運搬する。
鉄とグロビンという蛋白質とからなる。
問35 心臓の神経支配について誤っているのはどれか。

自律神経系に属する二つの遠心性神経の支配を受ける。
交感神経は心臓機能の促進をもたらす。
心臓神経の中枢は間脳の視床下部にある。
迷走神経は洞房結節興奮の頻度を低下させる。
問36 胸郭の構成に関係のないのはどれか。

胸椎
鎖骨
肋骨
胸骨
問37 肺の機能的残気量として正しいのはどれか。

換気量と残気量との和
予備呼気量と予備吸気量との和
残気量と予備呼気量との和
換気量と予備吸気量との和
問38 基礎代謝量について誤っているのはどれか。

体表面積当たりで表すと個人差が少ない。
一般に男子に比べて女子の方が少ない。
バセドウ病患者では増加する。
生命維持に必要な最少限のエネルギー量である。
問39 体温の調節について誤っているのはどれか。

外気温が下がり臨界温度以下になると甲状腺ホルモンやアドレナリンの分泌が低下する。
43℃以上の高体温が数時間続くと蛋白質の変性が起こり生命に危険が生じる。
体温調節中枢は間脳の視床下部にある。
外気温が35℃以上では水分の蒸発だけが調節作用として有効である。
問40 消化酵素について誤っているのはどれか。

膵液に含まれるステアプシンは脂肪を脂肪酸とグリセリンまたはモノグリセリドとに分解する。
唾液に含まれるアミロプシンはでんぷんを麦芽糖に分解する。
胃液に含まれるペプシンは蛋白質をペプトンに分解する。
膵液に含まれるマルターゼは麦芽糖をブドウ糖に分解する。
問41 肝細胞の機能について誤っているのはどれか。

胆汁を生成する。
グリコーゲンを分解し血中にブドウ糖を放出する。
免疫グロブリンを産生する。
尿素を生成する。
問42 腎循環について誤っているのはどれか。

糸球体ろ過量は血漿の膠質浸透圧に左右される。
腎血漿流量の大部分は糸球体を素通りする。
腎血流量を一定に調節する中枢は延髄にある。
腎を流れる血液は毛細血管を2回通過する。
問43 発汗について誤っているのはどれか。

温熱性発汗は一定の潜伏時間をおいて全身の皮膚に同時に起こる。
日常生活にみられる発汗には間脳の視床下部にある発汗中枢が関与する。
汗腺に興奮を伝えて発汗を起こさせるのは汗腺に分布する交感神経である。
精神感動時には手掌、足底および腋窩における発汗が著しい。
問44 ホルモンの特徴とその基本構造について正しいのはどれか。

ステロイド型ホルモンには甲状腺と副腎髄質のホルモンがある。
生体内でつくられ生命維持に必要な微量で有効な科学物質である。
ランゲルハンス島から分泌されるホルモンはアミン型に属する。
ホルモンは生体の構成成分として生体内の反応に直接関与する。
問45 下垂体から分泌されないホルモンはどれか。

副腎皮質刺激ホルモン
テストステロン
プロラクチン
バゾプレッシン
問46 神経線維の特徴について誤っているのはどれか。

Ia群線維は筋紡錘受容器の求心性情報を伝える。
Aβ線維の興奮伝導速度はB線維に比べて大である。
C線維は跳躍伝導によって興奮が伝わる。
痛覚情報を伝えるIV群線維は無髄線維である。
問47 脳神経を遠心路とする反射で正しいのはどれか。

眼瞼周囲の皮膚、角膜および結膜などを刺激すると眼瞼が開く。
下顎骨を下に向けてたたくと口が開く。
食物が舌の後部、咽頭部などに触れると食物を飲み込む。
気道粘膜の刺激で嘔吐が起こる。
問48 自律神経の作用について誤っているのはどれか。

副交感神経が興奮すると腸蠕動が促進する。
交感神経が興奮すると心臓の働きは亢進する。
副交感神経が興奮すると血管は拡張する。
交感神経が興奮すると瞳孔は縮小する。
問49 骨格筋の収縮について誤っているのはどれか。

筋小胞体からCa+2が放出されると筋収縮が起こる。
筋収縮が起こる前に筋線維に活動電位が発生する。
筋収縮のとき筋原線維の暗帯の長さは変わらずに明帯が短くなる。
筋収縮のときアクチンフィラメントとミオシンフィラメントの短縮が起こる。
問50 筋収縮の型について正しいのはどれか。

一度硬直を起こした筋は時間が経過しても再び軟らかくならない。
等張性収縮では筋は長さを変えるかわりに張力を増し同時に発熱する。
完全強縮は細胞質中のCa+2が高濃度に維持されて起こる持続的収縮である。
膝蓋腱反射でみられる大腿四頭筋の収縮は単収縮の一例である。
問51 感覚の一般的性質について正しいのはどれか。

一定の強さの感覚刺激が持続されるとインパルスの発生頻度はしだいに増加する。
感覚器官にはそれぞれ特有な有効刺激に反応する感覚受容器がある。
閾値以下の刺激を連続して与えても有効刺激にならない。
感覚に対する識別閾は与える刺激の大小に無関係である。
問52 眼の働きについて誤っているのはどれか。

近くの物体を見るときは毛様体筋が弛緩して水晶体の厚みが増す。
暗所では杆状体細胞のロドプシン量が増加する。
網膜中心窩で色彩感覚が強いのは錐状体細胞が密集しているためである。
光が眼に入ると反射的に瞳孔括約筋が収縮して縮瞳が起こる。
問53 アセチルコリンについて正しいのはどれか。

終板部の筋線維膜に過分極を生じさせる。
交感神経節後ニューロン末端から放出される。
運動ニューロンの末端から放出される。
終板部でコリンアセチルトランスフェラーゼによって分解される。
問54 脊髄による運動調節について誤っているのはどれか。

交叉性伸展反射には脊髄を左右に横切る多シナプス経路が関与する。
伸張反射は単シナプスを介する固有反射である。
膝蓋腱反射にはIa群線維とγ運動ニューロンとが関与する。
拮抗抑制は関節での伸筋と屈筋の協調に役立つ反射である。
問55 女性生殖器の構成と機能について正しいのはどれか。

成熟した卵胞は一定の周期をもって左右の卵巣から同時に放出される。
月経周期とは卵巣周期のことである。
女性の内生殖器には卵巣、卵管、子宮および腟がある。
受精卵は子宮粘膜に着床してから卵割を始める。
問56 肩の腱板を構成する筋群として正しいのはどれか。

棘上筋、棘下筋、大円筋、肩甲下筋
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋
棘上筋、棘下筋、三角筋、大円筋
棘上筋、小円筋、大胸筋、肩甲下筋
問57 肩関節の運動について誤っているのはどれか。

烏口肩峰靭帯は上腕骨頭の上方への転位を防いでいる。
棘上筋は骨頭を関節窩に引きつけ固定する作用がある。
回旋腱板の働きがないと大結節が肩峰に当たる。
肩関節の運動に肩甲骨は関与しない。
問58 正しい組合せはどれか。

虫様筋−−−−−−母指掌側内転
長母指外転筋−−−母指中手指節関節の屈曲
短母指伸筋−−−−母指指節間関節の伸展
深指屈筋−−−−−指の遠位指節間関節の屈曲
問59 下肢の筋肉の働きについて誤っているのはどれか。

縫工筋は膝を屈曲しながら股関節の屈曲、外転および外旋運動を行う。
中殿筋は股関節の外転運動を行う。
大腿筋膜張筋は股関節伸展位からの内転運動を行う。
大腿四頭筋は膝関節の伸展運動を行う。
問60 呼吸運動について誤っているのはどれか。

腹式呼吸とは横隔膜による腹部の運動の著明な呼吸である。
努力呼吸以外の平常の呼吸は吸気筋、呼気筋の活動によって行う。
吸気筋は主に横隔膜、外肋間筋であり、呼気筋は内肋間筋、腹横筋である。
吸気は胸郭の前後、左右、上下方向への拡大によって行う。
問61 体幹の運動について誤っているのはどれか。

回旋は主に胸椎で行われる。
屈曲運動は骨盤の前後傾運動と腰椎の屈曲運動との協調により行う。
内・外腹斜筋の右側の筋は右に、左側の筋は左に体幹をねじる。
屈筋群が骨盤の傾斜度に関係するのは、骨盤を前方に引き上げるからである。
問62 運動について正しいのはどれか。
a.人間の運動は神経系により制御された骨、関節、筋肉などの運動器の機能により発現する。
b.α運動(遠心)性神経線維は筋線維を支配し、γ運動(遠心)性神経線維は筋紡錘内の錘内筋線維を支配している。
c.II群線維は腱紡錘における、腱に加わる張力による反射運動の求心線維である。
d.随意収縮をしている筋はα運動(遠心)性神経が興奮し、γ運動(遠心)性神経は興奮しない。

b,c
c,d
a,b
a,d
問63 正常歩行時の下肢の各関節の屈曲、伸展運動で誤っているのはどれか。

股関節は一歩行周期に伸展、屈曲をそれぞれ一回行う。
股、膝、足関節は歩行周期の各位相でそれぞれ屈曲、伸展運動を行う。
膝関節は一歩行周期に伸展、屈曲をそれぞれ一回行う。
足関節は一歩行周期に背屈、底屈をそれぞれ二回行う。
問64 身体運動の基本面について正しいのはどれか。
a.矢状面
b.垂直面
c.後頭面
d.前額面

a,b
b,c
a,d
c,d
問65 正常歩行の重心移動について正しいのはどれか。
a.歩行時の上下移動において重心点は踵接地期に最高になり立脚中期に最低となる。
b.上下と左右移動の両方向へ重心の描く振幅を小さくして歩くと省力化した歩行となる。
c.歩行による重心点の位置移動の軌跡は上下と左右の正弦曲線を描く。
d.普通の歩行時に頭部の上下移動による重心の描く振幅は、速い歩行時より大きい。

a,d
c,d
b,c
a,b
問66 悪性貧血の原因として考えられるビタミンの欠乏はどれか。

ビタミンB1
ビタミンB6
ビタミンB2
ビタミンB12
問67 病原体が細菌である疾患はどれか。

麻疹
発疹チフス
破傷風
マラリア
問68 一次的な融解壊死はどれか。

脳軟化
結核の乾酪化巣
悪性腫瘍にみられる壊死巣
心筋梗塞
問69 充血について誤っているのはどれか。

機能性、作業性、炎症性などに分類できる。
消化時の消化管や筋運動時の当該筋にも生理的に起こる。
充血部位は温度の上昇、拍動がみられ暗赤色調を呈する。
狭義では組織、臓器内に動脈血が充満した状態をいう。
問70 出血について誤っているのはどれか。

肺からの出血をメレナという。
漏出性出血は細菌性毒素、ビタミンC欠乏、血小板の異常などで起こる。
出血のメカニズムには破綻性と漏出性とがある。
赤血球が血管外に出ることは出血の判断として重要である。
問71 塞栓と梗塞について誤っているのはどれか。

塞栓には血栓、腫瘍細胞塊、脂肪組織などがある。
塞栓が化膿菌のときには多発性膿瘍を生じやすい。
潜函病は塞栓が血栓の例である。
梗塞には貧血性梗塞と出血性梗塞がある。
問72 腫瘍について誤っているのはどれか。

上皮性腫瘍は一般的に蜂窩状になるが、非上皮性腫瘍は腫瘍実質と間質とが交じり合っている。
癌腫は上皮性悪性腫瘍で、肉腫は非上皮性悪性腫瘍である。
良性腫瘍は細胞の異型性が軽度で、悪性腫瘍は異型性が強い。
発育形式は上皮性では浸潤性発育を、非上皮性では膨張性発育を示す。
問73 悪性腫瘍について誤っているのはどれか。

慢性骨髄性白血病にはフィラデルフィア染色体がみられる。
化学性発癌物質には3,4−ベンツピレンもある。
肺癌は喫煙によるものが多くその大半が腺癌である。
バーキット・リンパ腫の原因としてウイルスが考えられている。
問74 炎症における滲出について正しいのはどれか。

起炎物質の作用により局所の大静脈が拡張し毛細血管の透過性が亢進する。
滲出はまず白血球などの血球成分が血管外に遊出し、次いで血漿成分が流出して炎症性浮腫の状態となる。
障害された組織から出る刺激因子の働きにより肥満細胞や血小板などから種々の起炎物質が放出される。
起炎物質にはヒスタミン、セロトニン、メラニンなどがある。
問75 炎症の治癒について誤っているのはどれか。

細胞の死骸、破片などはマクロファージなど貪食細胞により除去される。
線維芽細胞から分泌された大量のグリコーゲンが、やがて徐々に水分を失い重合し収縮して瘢痕を形成する。
速やかに肉芽組織が生じて損傷により生じた空隙をうめる。
肉芽組織は新生毛細血管、線維芽細胞および炎症性浸潤細胞などからなる。
問76 結核症について誤っているのはどれか。

結核菌の多くは飛沫により呼吸器感染し、肺内初感染巣および結核性胸膜炎からなる初期変化群を形成する。
結核症の進展は管内性、リンパ行性および血行性に分けられる。
肺結核における空洞は結核結節の中心部が壊死、乾酪化しそれが軟化崩壊して生じる。
病巣が血中に破れると結核菌が血液により全身に広がり、骨、腎、髄膜などの結核症を引き起こす。
問77 免疫について誤っているのはどれか。

アレルギーとは特定の物質に対する生体の反応性が変化して過敏状態となったものである。
自己免疫とは自己の組織に対して免疫反応がみられるもので、全身性エリテマトーデスでは主として赤血球に対する抗体が溶血を引き起こす。
免疫複合体疾患とは過剰に生じた抗原抗体複合体が各部に沈着するもので糸球体腎炎などが該当する。
移植された非自己の組織に対する拒絶反応は主としてTリンパ球による自己・非自己の識別により行われる。
問78 先天異常について誤っているのはどれか。

ダウン症侯群は21番常染色体のトリソミーにより生じる。
フェニルケトン尿症は遺伝子レベルの異常でありフェニルアラニン水酸化酵素の欠損症である。
クラインフェルター症侯群は性染色体がXXYであり男性の表現型を示す。
ターナー症侯群は性染色体がXXXであり女性の表現型を示す。
問79 WHOの健康の概念について誤っているのはどれか。

健康は日常生活の資源である。
人種、宗教などで差があってはならない。
最高の健康水準を享受することは人間の基本的権利である。
疾病にかかっていなければ健康である。
問80 空気について誤っているのはどれか。

空気中の酸素の組成は地上3,000mでも不変である。
感覚温度の条件には気流が含まれている。
室内空気の炭酸ガスの恕限度は0.1%である。
空気中の湿度とは絶対湿度のことをいう。
問81 我が国の上水について正しいのはどれか。

浄水法の薬品沈澱で用いる薬品は塩素である。
水道の末端の残留遊離塩素の量は0.4ppm以上とされている。
飲料水の水質基準では大腸菌群は証明されてはならない。
Ca、Mgを炭酸塩、硫酸塩の形で多く含んでいる水を軟水という。
問82 我が国の下水について正しいのはどれか。

下水の好気性処理法にはイムホフ槽がある。
下水道の施設には分流式、合流式および混合式がある。
下水道の最近の普及率は95%である。
下水のBODが高いことは汚染度が低いことを意味する。
問83 我が国の公害について正しいのはどれか。

大気汚染物質のうちSO2は著明に減少したがNO2は横ばい状態である。
騒音の苦情件数は公害に関する苦情のうち中位である。
イタイイタイ病は男性の高齢者に多い。
水俣病はヒ素が原因である。
問84 急性伝染病流行の予防について誤っているのはどれか。

宿主対策として栄養摂取、休養に注意する。
感染源対策として健康保菌者は放置してもよい。
食物を介して起こる伝染病は爆発流行することが多い。
感染経路対策として手洗いを励行させる。
問85 周産期死亡率について誤っているのはどれか。

我が国の周産期死亡率は諸外国と比べて低率である。
我が国では後期死産の方が早期新生児死亡よりも多い。
母子保健の状態を表す指標として用いられている。
分子は妊娠満28週以降の死産と生後10日未満の新生児死亡との合計である。
問86 学校保健管理について誤っているのはどれか。

飲料水の水質検査
健康相談
健康保険
健康診断
問87 我が国の最近の栄養摂取状態について誤っているのはどれか。

ビタミン摂取量は栄養所要量をほぼ充足している。
カルシウムは栄養所要量を上回っている。
食塩摂取量の目標は10g/日以下である。
穀類摂取が減少し、動物性蛋白質や油脂の摂取量が増加している。
問88 保健所について誤っているのはどれか。

保育所への入所措置を行っている。
保健所長は医師である。
公衆衛生行政の第一線機関である。
公共医療事業の向上および増進を業務としている。
問89 エタノールの消毒液で最も有効な濃度はどれか。

90%
30%
50%
70%
問90 法定伝染病でないのはどれか。

日本脳炎
インフルエンザ
猩紅熱
コレラ
問91 柔道整復師の免許を与える者はどれか。

財団法人柔道整復研修試験財団理事長
都道府県知事
厚生大臣
文部大臣
問92 柔道整復師の免許申請で必要なのはどれか。

柔道整復師試験の合格証またはその写し
麻薬中毒者であるかないかに関する医師の診断書
住民票
柔道整復師養成施設の卒業証明書
問93 柔道整復師免許証の再交付事由として誤っているのはどれか。

免許証の有効期限が切れたとき
免許証を破ったとき
免許証を汚したとき
免許証を失ったとき
問94 正しいのはどれか。

柔道整復師は医師の同意を得れば必要な外科手術ができる。
柔道整復師が業務を行う際、同意を得なければならない医師は整形外科の医師に限られる。
柔道整復師は医師の同意を得れば止血剤を注射できる。
柔道整復の業務は医師と柔道整復師のみに許される。
問95 正しいのはどれか。

柔道整復師は診療放射線技師の免許を取得すれば、医師または歯科医師の指示を受けないでエックス線撮影をすることができる。
柔道整復師は医師の指示があればエックス線を人体に照射することができる。
柔道整復師がエックス線写真で診断すると医師法違反に問われる。
柔道整復師は診療放射線技師の免許を取得すれば、施術所にエックス線撮影装置を設置することができる。
問96 施術所について誤っているのはどれか。

休止する場合は所在地の都道府県知事の許可を受けなければならない。
開設した者は一定事項を施術所の所在地の都道府県知事に届け出なければならない。
届出事項を変更した際、変更の届出をしないと10万円以下の罰金に処せられる。
開設の届出は開設の日から10日以内に行わなければならない。
問97 施術所の構造設備が厚生省令で定める基準に適合するのはどれか。

3平方メートルの待合室を有する。
施術室は室面積の7分の1以上に相当する部分を外気に開放することができる。
施術に用いる器具、手指などの消毒設備を有しない。
面積が6平方メートルの専用の施術室を有する。
問98 施術所として広告をすることができる事項で正しいのはどれか。

「○○学校卒業」
「○○式牽引法」
「腰痛によく効く」
「ほねつぎ」
問99 施術所の名称として使用することができるのはどれか。

○○医院
○○柔道整復クリニック
○○接骨院
○○診療所
問100 病院の定義として規定されている患者収容数で正しいのはどれか。

30人以上
20人以上
10人以上
40人以上