問1  中心性肥満を呈するのはどれか。

マルファン症候群
クッシング症候群
シーハン症候群
アジソン病
問2  意識状態をあらわす用語はどれか。

痴呆
不安
抑うつ
せん妄
問3  正しい組合せはどれか。
        a.満月様顔貌 −−−−−− 全身性エリテマトーデス
        b.ヘリオトロープ疹 −−− 皮膚筋炎
        c.仮面様顔貌 −−−−−− 汎発性強皮症
        d.蝶形紅斑 −−−−−−− 慢性関節リウマチ

b、c
a、b
c、d
a、d
問4  3歳の男児。つま先で動揺性に歩き、ふくらはぎが肥大している。最も考えられるのはどれか。

筋緊張性ジストロフィー
デュシェンヌ型進行性筋ジストロフィー
小児性皮膚筋炎
福山型先天性筋ジストロフィー
問5  聴診で誤っているのはどれか。

気胸では患側の呼吸音が減弱する。
甲状腺機能亢進症では心音は亢進する。
大動脈炎症候群では血管雑音を聴取する。
麻痺性イレウスではグル音は増強する。
問6  弛張熱を認めるのはどれか。
        a.腸チフス
        b.肝膿瘍
        c.敗血症
        d.マラリア

a、b
a、d
c、d
b、c
問7  誤っている組合せはどれか。

徐脈 −−−−− アダムス・ストークス症候群
頻脈 −−−−− バセドウ病
速脈 −−−−− 僧帽弁狭窄症
交互脈 −−−− 心筋炎
問8  深部感覚はどれか。

位置覚
温度覚
触覚
痛覚
問9  気管支喘息で誤っているのはどれか。

気道内感染で誘発される。
喀疾に好酸球を認める。
吸気時に呼吸困難がみられる。
喘鳴を伴う呼吸困難がみられる。
問10 50歳の男性。高血圧の既往あり、ヘビースモーカー。仕事中に突然左前胸部の激しい絞扼痛が20分以上持続した。最も考えられるのはどれか。

労作狭心症
急性大動脈解離
急性心膜炎
急性心筋梗塞
問11 正しい組合せはどれか。
 a.ファロー四徴候 −− 先天性疾患
 b.僧帽弁狭窄症 −−− ウィルス感染
 c.バージャー病 −−− 梅毒
 d.大動脈瘤 −−−−− アテローム動脈硬化症

b、c
a、b
a、d
c、d
問12 重症筋無力症の症状はどれか。

線維束性収縮を伴った筋萎縮がみられる。
食事の終わりになるとむせ易い。
歩行で下肢痛が出現し、休むと消失する。
手を握りしめると開らきづらい。
問13 60歳の男性。3年前から右手のふるえに気付く。書字が小さくなり、最近ボタンの掛けはずしが不器用になってきた。最も考えられるのはどれか。

ウィルソン病
バセドウ病
パーキンソン病
ハンチントン舞踏病
問14 23歳の男性。1週前に下痢があった。昨日から両下肢の脱力と足先にしびれ感を自覚し、今日になって両手筋力も弱くなり歩行も不自由になった。最も考えられるのはどれか。

脳血管障害
ギラン・バレー症候群
バージャー病
多発筋炎
問15 正しい組合せはどれか。
 a.血友病 −−−−−−−−−−− 発熱
 b.特発性血小板減少性紫斑病 −− リンパ節腫大
 c.急性白血病 −−−−−−−−− 出血傾向
 d.慢性白血病 −−−−−−−−− 脾腫

c、d
b、c
a、d
a、b
問16 高血圧を伴うのはどれか。
 a.原発性アルドステロン症
 b.橋本病
 c.アジソン病
 d.クッシング症侯群

a、d
a、b
c、d
b、c
問17 誤っている組合せはどれか。

溶血性貧血 −−−−− 自己抗体
悪性貧血 −−−−−− ビタミンB1
再生不良性貧血 −−− 放射線
鉄欠乏性貧血 −−−− 月経過多
問18 糖尿病性腎症で尿中に増加するのはどれか。

蛋 白
ケトン体
白血球
ウロビリノゲン
問19 肝硬変の合併症でないのはどれか。

血性腹水
肝細胞癌
播種性血管内凝固症候群
消化管出血
問20 正しい組合せはどれか。

褐色尿 −−− 腎結石
血尿 −−−− 尿管腫瘍
膿尿 −−−− 急性糸球体腎炎
蛋白尿 −−− 前立線肥大症
問21 創傷冶癒を促進させる局所的因子で正しいのはどれか。

細菌汚染
血流障害
デブリドマン
壊死組織
問22 術後感染症はどれか。

せつ
ひょう疽
毛嚢炎
縫合糸膿瘍
問23 輸液の目的で誤っているのはどれか。

水分・電解質バランスの是正と維持
膠質浸透圧の是正と維持
栄養成分の補給
臓器不全時の大量輸液
問24 誤っているのはどれか。

滅菌とはすべての微生物を死滅させることである。
プラスチック・ゴム製品はエチレンオキサイドガスで滅菌する。
消毒とは病原微生物を死滅させることである。
高圧蒸気滅菌法は光学レンズの滅菌に有用である。
問25 正しいのはどれか。

静脈麻酔は局所麻酔である。
脊椎麻酔は胸部の手術に適している。
腰椎麻酔は全身麻酔である。
浸潤麻酔は感染部位では禁忌である。
問26 正しいのはどれか。
 a.救急蘇生術はまず気道を確保する。
 b.気道異物を疑ったらまずハイムリッヒ法を行う。
 c.頚動脈の拍動は胸鎖乳突筋の外側で触知する。
 d.閉胸的心臓マッサージは胸骨の下1/3の部位を圧迫する。

c、d
b、c
a、b
a、d
問27 19歳の男性。バイクで転倒し頭部を強打した。その直後、一時的な意識消失があった。来診したときは歩いたり話したりできたが、受傷後12時問を経て意識が障害してきた。最も考えられる損傷はどれか。

頭蓋底骨折
硬膜外血腫
脳内出血
脳挫傷
問28 胸部鈍的外傷で嗄声がみられた。損傷臓器はどれか。

胸 膜

気 管
気管支
問29 最も緊急に処置を要するのはどれか。

閉鎖性気胸
開放性気胸
緊張性気胸
血気胸
問30 クモ膜下出血で特徴的な初発症状はどれか。

頭 痛
嘔 吐
意識障害
上肢麻痺
問31 膝関節で正しいのはどれか。

前十字靱帯は完全伸展位で弛緩する。
半月は外側の可動性が大きい。
完全伸展時、脛骨は大腿骨に対して内旋する。
膝蓋骨の関節面は内側が外側より大きい。
問32 関節運動で誤っているのはどれか。

母指と他指とのつまみ動作を対向運動という。
肩関節の屈曲とは後方挙上のことである。
肘関節の良肢位は屈曲90度である。
前腕の回旋運動を回内・回外という。
問33 誤っているのはどれか。

超音波検査はガングリオンの診断に有用である。
CTは骨破壊の状態把握に有用である。
骨シンチグラフィは炎症と悪性腫瘍との鑑別に有用である。
MRIは骨壊死の診断に有用である。
問34 直達牽引でないのはどれか。

ハロー・ペルビック牽引
クラッチフィールド牽引
キルシュナー鋼線牽引
グリッソン係蹄牽引
問35 小児の骨折で偽関節発生頻度が高いのはどれか。

上腕骨顆上骨折
ガレアッジ(Galeazzi)骨折
上腕骨外顆骨折
上腕骨遠位骨端離開
問36 男性に多いのはどれか。
 a.痛風
 b.ヘバーデン結節
 c.変形性膝関節症
 d.強直性脊椎炎

a、d
b、c
c、d
a、b
問37 軟部腫瘍で誤っているのはどれか。

ガングリオンは類腫瘍である。
神経鞘腫のアントニーB型は悪性である。
グロームス腫瘍は疼痛が著しい。
脂肪腫は発生頻度が高い。
問38 女性の骨転移癌で頻度が高いのはどれか。

肺癌
胃癌
乳癌
子宮癌
問39 腰椎椎間板ヘルニアで誤っているのはどれか。

下肢伸展挙上テストが陽性である。
単純エックス線写真で確定診断できる。
第4・5腰椎間の椎間板に好発する。
感覚障害が下腿および足の外側にある。
問40 正しい組合せはどれか。

デュピュイトレン拘縮 −−− 母指に好発
フォルクマン拘縮 −−−−− 橈骨神経麻痺
ヘバーデン結節 −−−−−− 指の変形性関節症
マーデルング変形 −−−−− 中年男性に好発
問41 国際障害分類で能力低下に含まれないのはどれか。

文字を読む。
服を着替える。
人の話を聴く。
旅行をする。
問42 三角筋の徒手筋カテストで、座位で肘関節伸展位を保ち徒手による抵抗がなければ肩関節を完全に屈曲できる筋力はどれか。

3(Fair)
2(Poor)
4(Good)
1(Trace)
問43 関節可動域増大訓練で伸張運動を行ってもよいのはどれか。

化膿性関節炎
慢性関節リウマチの活動期
新鮮骨折
痙性尖足拘縮
問44 マッサージの適応はどれか。

深部静脈血栓
切断端硬結
悪性腫瘍
膿瘍
問45 疾患と体幹装具との組合せで適切でないのはどれか。

胸椎圧迫骨折 −−−−−− ジュウェット型
脊椎分離症 −−−−−−− ボストン型
腰痛症 −−−−−−−−− ナイト型
腰部脊柱管狭窄症 −−−− ウィリアムズ型
問46 ウェルニッケ失語(感覚性失語)で誤っているのはどれか。

発語は流暢である。
自発語は多弁である。
ジャーゴンがみられる。
理解力は保たれている。
問47 疾患とその評価法との組合せで誤っているのはどれか。

脊髄損傷 −−−−−−− スタインブロッカー分類
慢性関節リウマチ −−− ランスバリー指数
パーキンソン病 −−−− ヤール分類
脳卒中片麻痺 −−−−− ブルンストローム回復段階
問48 運動失調に対する治療法でないのはどれか。

重錘負荷
フレンケル体操
装具療法
温熱療法
問49 脊髄損傷で安定した残尿量としての目標はどれか。

100ml
10ml
50ml
200ml
問50 心疾患の症候限界性運動負荷試験で運動中止徴侯でないのはどれか。

発 汗
収縮期血圧の低下
呼吸困難
筋虚血による下肢痛
問51 重複骨折はどれか。







問52 骨折でリモデリングが期待できないのはどれか。

捻転転位
側方転位
屈曲転位
短縮転位
問53 小児骨折で正しいのはどれか。[不適切問題]
 a.脱臼に比較して骨折の頻度が高い。
 b.治癒過程で骨の過成長が起こる。
 c.関節骨折は保存療法が原則である。
 d.骨端軟骨損傷は成長障害の発生頻度が高い。

c、d
a、d
a、b
b、c
問54 サルター・ハリス(Salter & Harris)の骨端損傷分類で発生頻度の高いのはどれか。







問55 骨折の二次性合併症(後遺症)でないのはどれか。

偽関節
関節強直
骨化性筋炎
皮下気腫
問56 脱臼の整復障害にならないのはどれか。

関節包による整復路閉鎖
ボタン穴機構
補強靱帯の弛緩
種子骨の嵌入
問57 反復性脱臼の発生頻度が低いのはどれか。

肩甲上腕関節
膝蓋大腿関節
距腿関節
顎関節
問58 骨折固定の目的で誤っているのはどれか。

患部の安静保持
骨癒合の促進
関節拘縮の防止
再転位の防止
問59 温熱療法の適応はどれか。

急性炎症
感覚障害
皮膚腫瘍
関節拘縮
問60 関節の靱帯損傷第1度にみられないのはどれか。

機能障害
腫 脹
不安定性
圧 痛
問61 肩甲骨骨折で誤っているのはどれか。

直達外力が主要な原因である。
肋骨骨折の合併を考慮する。
体部の骨折は大きな転位を示す。
腱板損傷と類似の症状を呈する。
問62 鎖骨骨折で誤っているのはどれか。

小児では第三骨片が多発する。
大胸筋の牽引で短縮転位する。
介達外力によって多発する。
整復位固定保持が困難である。
問63 誤っている組合せはどれか。

胸腰椎移行部圧迫骨折 −− ベーラー法
頸椎脱臼骨折 −−−−−− ダーメンコルセット
上腕骨骨幹部骨折 −−−− ハンギングキャスト
外傷性股関節脱臼 −−−− コッヘル法
問64 伸展型モンテギア骨折で誤っているのはどれか。

橈骨輪状靱帯の損傷を伴う。
橈骨神経麻痺を後遺する。
橈骨頭は前外方に脱臼する。
小児より成人に多くみられる。
問65 ガレアッジ(Galeazzi)骨折で誤っているのはどれか。

橈骨神経麻痺が多くみられる。
橈骨は骨幹部で骨折する。
遠位橈尺関節が脱臼する。
骨折部は掌側へ屈曲する。
問66 橈骨骨幹部が円回内筋付着部の遠位で骨折している場合、正しい固定肢位はどれか。







問67 上腕骨顆上伸展型骨折で誤っているのはどれか。

肘関節屈曲70〜80°に固定する。
後遺症に内反肘変形がある。
骨折線は前方から後上方に走行する。
肘関節後方脱臼の外観と類似する。
問68 誤っている組合せはどれか。

第1ケーラー病 −−−− 足舟状骨
ペルテス病 −−−−−− 膝蓋骨
キーンベック病 −−−− 月状骨
第2ケーラー病 −−−− 第2中足骨
問69 手の舟状骨骨折で誤っているのはどれか。

阻血性壊死の発生頻度が高い。
snuff box部の圧痛を認める。
手関節の橈背屈で痛みは軽減する。
手根骨骨折で最も発生頻度が高い。
問70 ベンネット骨折で正しいのはどれか。

近位骨片は橈側に転位する。
第1中手骨基底部橈側面の脱臼骨折である。
長母指外転筋によって再転位する。
遠位骨片は大菱形骨と正常な位置関係を保つ。
問71 中手骨頸部骨折で誤っているのはどれか。

固定は中手指節関節を屈曲位とする。
中手指節関節伸展位で整復する。
第4・5中手骨に好発する。
背側凸の屈曲転位を示す。
問72 中節骨骨幹部が浅指屈筋腱付着部の近位で骨折している場合、最も適切な固定肢位はどれか。







問73 肩関節脱臼の組合せで誤っているのはどれか。

後方脱臼 −−− 肩峰下脱臼
前方脱臼 −−− 烏口下脱臼
下方脱臼 −−− 棘下脱臼
上方脱臼 −−− 烏口突起上脱臼
問74 誤っている組合せはどれか。

足関節前方脱臼 −−−− 脛骨前縁部骨折
股関節中心性脱臼 −−− 寛骨臼骨折
肩関節前方脱臼 −−−− 上腕骨大結節骨折
肘関節後方脱臼 −−−− 肘頭骨折
問75 月状骨脱臼で正しいのはどれか。

合併症に橈骨神経損傷がある。
背側脱臼が多発する。
高齢者に好発する。
手関節の過度伸展で発生する。
問76 第1中手指節関節脱臼で誤っているのはどれか。

掌側脱臼より背側脱臼が多い。
水平脱臼の徒手整復は困難である。
種子骨が嵌入したものを垂直脱臼という。
掌側脱臼は階段状変形を呈する。
問77 棘上筋損傷の症状で正しいのはどれか。

小結節部の限局性圧痛
外転160〜180度の運動時痛
ドロップアーム徴候陽性
肩甲骨の挙上不能
問78 指の損傷と症状との組合せで誤っているのはどれか。

側副靱帯損傷 −−−− スワンネック変形
深指屈筋腱断裂 −−− DIP関節自動屈曲不能
正中索断裂 −−−−− ボタン穴変形
終止腱断裂 −−−−− 槌指変形
問79 下図のテスト法で橈骨側方部の疼痛が増強した。該当する腱はどれか。



短橈側手根伸筋腱・長母指伸筋腱
長母指伸筋腱・短母指外転筋腱
長母指外転筋腱・短母指伸筋腱
長橈側手根伸筋腱・長母指外転筋腱
問80 腰椎の圧迫骨折の症状はどれか。

間欠性跛行がみられる。
疼痛性側弯が著明である。
下肢伸展挙上テストが強い陽性である。
腰椎棘突起に著明な叩打痛がある。
問81 剥離骨折の部位と関与する筋との組合せで正しいのはどれか。

坐骨結節 −−−−−− 縫工筋
上前腸骨棘 −−−−− 外腹斜筋
下前腸骨棘 −−−−− 大腿直筋
腸骨稜 −−−−−−− 大腿二頭筋長頭
問82 大腿骨小転子骨折の診断に用いるテストはどれか。

ルドロフテスト(Ludloff test)
トーマステスト(Thomas test)
ニュートンテスト(Newton test)
パトリックテスト(Patrick test)
問83 膝蓋骨に多くみられる骨折型はどれか。







問84 腓骨頭骨折の後で足関節と足指の伸展が障害された。最も考えられる合併症はどれか。

腓腹神経麻痺
総腓骨神経麻痺
坐骨神経麻痺
脛骨神経麻痺
問85 スポーツ障害で最も起こりにくいのはどれか。

野球による上腕骨内側上顆炎
スノーボードによる距骨頸部疲労骨折
マラソンによる第3中足骨骨幹部疲労骨折
テニスによる上腕骨外側上顆炎
問86 膝蓋骨側方脱臼で正しいのはどれか。

要因にマルアライメントがある。
高齢者に多発する。
多くは随意性脱臼に移行する。
内側脱臼が多発する。
問87 距腿関節脱臼の病状で誤っているのはどれか。

外側脱臼は内果が突出してみえる。
後方脱臼は前足部が短縮してみえる。
内側脱臼は足部が内反位を呈する。
前方脱臼は足関節が屈曲位を呈する。
問88 下図のトーマステスト(Thomas test)でみられる拘縮はどれか。



左股関節屈曲拘縮
左股関節伸展拘縮
右股関節伸展拘縮
右股関節屈曲拘縮
問89 膝半月損傷で誤っているのはどれか。

半月の嵌頓によってロッキングが起こる。
関節血腫を生じる。
断裂の程度によって荷重痛が著しい。
ラックマンテスト陽性となる。
問90 アキレス腱断裂の好発部位はどこか。







問91 前距腓靱帯損傷時の圧痛点はどこか。







問92 24歳の男性。泥酔状態で転倒し、右肩関節の受傷を主訴として来院した。肩関節前方脱臼と判断してコッヘル法で徒手整復した。整復感とともに脱臼の固有症状ならびに疼痛は消失したが、肩関節自動外転力が弱く、下図の部位に感覚脱失領域が確認された。考えられる神経損傷はどれか。



腋窩神経
長胸神経
肩甲背神経
副神経
問93 5歳の男児。鉄棒から落下して左肘を受傷した。初診時、左肘の変形、腫脹および異常可動性を確認し、徒手整復操作を数回行った。その直後、母指と示指の屈曲が不能で、中指の屈曲力も低下していた。考えられる神経損傷はどれか。

尺骨神経
筋皮神経
正中神経
橈骨神経
問94 20歳の男性。握りこぶしで板を叩き、手背に腫脹を呈し来院した。拳を握らせると疼痛を訴え、第5中手骨骨頭隆起が消失していた。骨折と判断して整復を行った。固定肢位はどれか。

MP関節伸展位、IP関節屈曲位
MP関節伸展位、IP関節伸展位
MP関節屈曲位、IP関節伸展位
MP関節屈曲位、IP関節屈曲位
問95 30歳の男性。長期間にわたり腎透析を受けていたが、最近になって小さなものをつまみづらくなったと訴えて来院した。手関節を強く屈曲すると手掌、特に母指側に疼痛としびれ感が増加した。また、母指球筋に萎縮があり、母指の対立運動が障害されていた。考えられる障害はどれか。

母指内転筋拘縮
短母指外転筋断裂
ギヨン管症候群
手根管症侯群
問96 40歳の農家の主婦。ミカンの収穫でハサミを長時間使用した後で利き手の母指掌側の中手指節関節付近に母指の屈曲運動時の疼痛とひっかかり感を訴えて来院した。触診すると掌側第1中手指節関節付近に屈伸運動につれて移動する腫瘤状の膨隆を認めた。発赤や腫脹は認められず、他指に異常はなかった。最も考えられる障害はどれか。

リウマチ性腱鞘炎
弾発指
種子骨の骨折
ド・ケルバン病
問97 11歳の男児。身長150cm、体重80kg。3週前柔道の練習中に払い腰をかけて転倒した。その後、大腿部から膝部にかけて運動痛が生じ、最近、股関節内旋時に疼痛が著しい。最も考えられるのはどれか。

ペルテス病
大腿骨骨頭すべり症
股関節脱臼
大腿骨頸部骨折
問98 8歳の男子。バスケットボールの練習中に相手の足と交錯して転倒し、右膝を受傷して起立歩行困難となり、右膝前内側部の圧痛と運動痛を訴えて直ちに来院した。膝関節の伸展運動に制限があるため、軽度屈曲位で内・外転運動を試みると、外転運動で側方動揺による不安定性と同時に関節内側裂隙部に激痛が出現した。さらに膝関節直角位では脛骨の前方への動揺性が認められた。最も考えられる損傷部位はどこか。なお、図は膝関節の横断模式図である。



1、2、4
4、5、6
1、2、3
3、5、6
問99 16歳の女子。バスケットボール練習中、右膝関節を外転して内側側副靱帯を損傷した。膝関節軽度屈曲位で患部に圧迫包帯を行い、さらに大腿上部から足部までのクラーメル副子固定を施行した。初期の指導管理事項として誤っているのはどれか。

ベッド上の下肢外旋位保持
足背動脈拍動の確認
患側下肢の高挙
松葉杖による免荷歩行
問100 30歳の女性。デパートの店員。1年前にスキーによる左下腿骨骨折で保存療法の既往歴がある。就眠時や起床時に異常はないが、最近就労中、時間の経過とともに左足底から足指底部にかけて放散する灼熱痛、圧痛および感覚異常などが出現し、長時間の立位や歩行によって疼痛が増強すると訴えて来院した。足指部に腫脹や浮腫はなく、足関節のROMは正常である。踵骨や足底アーチ部分に異常はないが、第3・4中足骨骨頭足底部付近に微小な腫瘤と圧痛が存在する。最も考えられる疾患はどれか。

足根管症候群
足底腱膜炎
モートン病
第2ケーラー病